2021年仕事始め

あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

当社は今日から仕事始めです。
感染症が収束するどころか拡大している中、今までに経験をした事がない仕事始めを迎えました。午前中には菅総理の記者会見もあり、予断を許さない状況は続きます。

昨年同様、感染拡大防止と事業成長を両立させることを念頭に事業運営をして参ります。仕事始めの日は全社オンラインで繋ぎ、年始メッセージからスタートします。当社は10月から新しい期(56期)がスタートしているので通期でのメッセージは変わりませんが、年始ということであらためて2021年に取り組むことを話しました。

年末年始、ゆっくり読書の時間を取ったり、ニュースを見ている中で、あらためてこれまでの価値観からの変化、世の中の大きな方向性の変化を感じました。「どうあるべきか」より「どうありたいか」、企業経営においても本質的なことを突き付けられている気がしました。営利企業なのでもちろん成長を志向することは当たり前です。しかし、その成長が「社会のためになっているのか」ということを抜きにして考えることはできなくなった世の中です。成熟している中で成長するには2つしかありません。
①新たな市場を創造する
②既存の市場でシェアを伸ばす
世の中から必要とされているかどうかが真に問われる環境だと強く認識する年末年始でした。

このような環境前提の中、私が年始のメッセージとして話したことは以下の2つです。
●原理原則を大切にする
●データの利活用

「原理原則を大切にする」
商売は勝つためにやるのではなく、お客様に喜んでもらうためにやる。当たり前ですが、競争環境が激しくなると「競合」と言われる企業に目が行きがちです。お客様不在の戦略だったり組織づくりにならないように気をつけたいことです。また、価値を提供するからこそ対価をいただける。そしてその対価がメンバーに還元されるという企業経営においての原理原則。社内のコミュニケーションにおいてもオンライン化が進んでおりますが、人と人との繋がりを大切にしていきたいと想います。組織でやる意味とは何か?仲間と一緒に成し遂げたいビジョンは何か?に向き合っていきます。

「データの利活用」
昨年から急ピッチで進めてきた事業・組織のトランスフォーメーションをもう一段進めていきます。管理するためのデータではなく、活用するためのデータという意味合いを社内で一層の理解を浸透させます。そしてデータ収集・活用へのIT投資、そもそもの業務プロセス改善を実施し、ひとりひとりがお客様に使う時間を増やし、その時間を有効なものにしていきたいと想います。

創意工夫、実行の量とスピードで選ばれる組織づくりをして、飛躍の2021年にしていきます。

本年もよろしくお願い致します。

2021年1月4日
堀川教行

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