見出し画像

企業カルチャーを伝えていかないと採用にもつながらない

こんにちわ。
京都・四条烏丸にあるデザイン制作会社 株式会社フィールドナガサキです。
主にX(旧Twitter)に生息していますが、できる限り多くの方に知ってもらえるようnoteに記事を書くよう頑張ってます。

先日、久しぶりに採用募集のための発信にnote記事を書きました。

書くのに慣れてない分、1記事書くのに2~3人日かかってしまうので、なかなか継続できないですが引き続き、より多くの人に届いてほしいという想いでグッッッ……!!!! と歯を食いしばりながら書いていきます。


発信するきっかけは、採用/営業活動が苦手な会社だから

弊社は営業がいない会社。
いまでは普通なのかな? どの制作会社も比較的営業がいないことが多いと聞くんですが、昔はそれが他社との差別化・強みとしてアピールしてて、デザイナーが直接クライアントに話を聞いて課題を解決するー、といった感じでした。

が、営業がいないと結局、四半期〜半年先の案件売上見込みがあまり立たず、受託制作会社にとっては常に新規問い合わせや既存クライアントに頼らざるを得ない状況です。

このままではダメだと営業アプローチをするが、デザイナー上がりでは営業方法なんてまったくわからず手当たり次第動いて、ものによっては計画してそのままフェードアウトなんてざらにありました。

いまも計画したGoogleドキュメント、スプシがたくさん眠っています…

採用活動は、学校への説明会は積極的に行っていたので新卒採用枠としては一定数のエントリーを得られていましたが、キャリア採用は課題がたくさんあります。

はっきり言うと、
キャリアを積んだ方が次のステップとして弊社を選ぶメリットがあまり見つけられないということ。

これはだいぶ厳しいです。

キャリア採用枠で転職活動をしている方が次に目指す企業のどこを重点的に見ているのか、何を求めているのか、などは人によって異なるのでドンピシャを伝えていくのは難しい。

それならリクルーターに対して判断材料としてできるだけ多く情報を提供してげられないか、と思ったのがこの記事を書くきっかけです。

「企業カルチャー」について書きたいけどそもそも企業カルチャーってなに?

ChatGPT先生に聞くとこんな感じ。

GhatGPT 4o先生より


従業員の満足度やモチベーション、業務効率、顧客満足度、さらには企業の業績にまで影響を及ぼすため、非常に重要な要素となっています。

改めて「企業カルチャー」めっちゃ重要ですやん、ってなりましたが、今回は社内向けではなく、それを対外的に発信することで採用や営業活動につながると感じていたので、しっかりと発信していこうと思います。(いままであまり発信してこなかったので)

ようは、「らしさ」なんだろうとすごく雑に捉えつつ、堅く考えず人となりが伝わるよう発信していければと思いますー!


らしさ その1:時代に合わせて柔軟に変化する環境(@制作現場から)

一番わかりやすいのは、制作ツールですかね。
ウェブデザインツールでは、
Adobe Photoshop → XD → Figma(いまここ)
と変化し、その間もPhotoshop時代では、zeplinでクライアントとフィードバックを管理したり、ウェブサービスを導入してみたりと制作現場の声を聞きつつ最適な制作環境を整えていきました。

また、プロジェクトも大きくなってくると管理ツールも検討する必要がありました。
Trelloなどで簡易的に管理できるものから、Backlogで半年から年間プロジェクトで管理するものまで必要に応じて環境を整え、社内だけでなく協業パートナーやクライアントなど各社と連携するためのツール・サービスを都度準備していきました。一つひとつの契約料金考えたら組織って大変だなーとこのポジションになってすごく感じます…。(いやー会社に感謝)

▼いまの主な進行ツールはだいぶシンプルになってます(やっぱGoogle最強)

その他でいけば、チーム編成や事務所のレイアウトでしょうか。
新しいメンバーが入ってくると個人のパフォーマンスを最大化するための組み合わせを考えたり、交流が活発になるようカウンターバーをつくってちょっとした休憩時に会話が生まれるようにしてみたりといろいろやってます。

らしさ その2:自社プロジェクトも頑張ってます

基本的に受託制作が売上のメインなのですが、スタッフ発信で自社プロジェクトが過去にいくつか生まれています。

1)乙女の祇園祭

その中のひとつ「乙女の祇園祭」は10年以上続くプロジェクトでおかげさまでプロジェクトを継続させるための売上も確保できている主力のプロジェクトになりました。
きっかけは、当時、京都の函谷鉾町にある弊社がデザイン会社として十数年活動していて「この土地にデザインでなにか還元できないか」と考えたのがはじまりです。
地域の声を聞くと「若い方は祇園祭の宵山など出店にしか興味をもってもらえてないのでは」「若い世代に伝統を繋いでいくには…」などいろいろな課題があることを知り、「デザインのチカラで少しでも課題を解決に導けないか」とプロジェクトが立ち上がりました。

そこで「伝統だって、かわいくなくちゃ」というコンセプトを掲げ、ハードルの高い「伝統」を「かわいい」をきっかけに興味を持ってもらい、そこから本来の祇園祭の姿を深く知ってもらう入口になれればという想いで企画が始まり、プロダクトの開発・デザイン、委託販売先の開拓など地道な活動でいまでは毎年楽しみにしてくれるファンの方もいるぐらいに成長できました。

乙女の祇園祭の商品(一部)

2)写真を楽しむ人が集まる広場「PHOTO SQUARE」

その他のプロジェクトは、写真を軸にした「PHOTO SQUARE」というものを行ってました。(いまは停滞中…🌚)
スタッフ主導でイベントを企画し、パートナーやクライアントに提案をして協賛を募ったり、各種広報物をつくったり、と受託制作では味わえない刺激的なプロジェクトでした。

過去のイベント実績

その他にもいろいろとプロジェクトを生み出してはゴニョゴニョ模索する日々が続き今に至ります。

こんな企画がしたい!こんなプロジェクトを立ち上げたい!という想いがあれば応援してくれる会社です。
(現実的なこと言えば、継続するための資金面も重要になってくるのでここが一番むずかしい)

らしさ その3:自社広報物も本気

クライアントやパートナーに渡すと喜んでいただけるのが、弊社の広報物という名の贈り物(プレゼント)。

通常の会社案内は1回渡すとおしまいですが、会社案内という一般的な構成ではなく、定期発行するコーポレートマガジンとしてつくることで、最新号が発行されるたびに「新しい号できたから渡したいので会いに行っていいですかー?」とアポを取れるきっかけになります。

コーポレートマガジン「1coto2coto」
コーポレートマガジン最新号スピンオフ「2coto3coto」


ほかにも、25周年を機にスタッフが試飲をして好みのブレンドをつくり、ON/OFFタイムに飲める2種類のブレンドコーヒーをつくりました。
これも形式にとらわれない新しい会社案内として作成。
「コーヒーつくったんで一緒に飲みません?」と会いに行くきっかけづくりにとても活躍しました。(コーヒーなんで賞味期限があり、急いで配る必要あったのもいまでは良い思い出)
パッケージのイラストは社内のデザイナーが、とてもプリティなイラストを描いてくれました!

25周年企画でつくったオリジナルブレンドコーヒー

こちらの制作の裏側は弊JOURNAL記事にまめているのでよかったら読んでみてください。


ラベル印刷は、ハグルマ印刷さんに依頼をしたんですが、なんと後日、制作物を紹介するページをつくっていただきました!(感謝!)


らしさ その4:社内イベントたくさん、スタッフの個性もたくさん

あえて仕事以外の話をすると
・ゲーム / アニメ / 漫画好き
・キャンプ / サウナ好き
・お酒好き
・サボテン好き(家に300ものサボテンを所有しているスタッフがいる)
・猫 / 犬好き
・坂本龍馬好き
・写真好き
といろんな「好き」を持っているメンバーの集合体でFIELDは成り立っています。

種蒔いてゼロから自分で育てたサボテンとのこと(すご!!)


社内イベントでは、琵琶湖でBBQしたり、

息子の遊び相手をしてくれる弊専務(あざます!)


会社メンバーそろって焚火会をしたり、


会長宅で飲み会したり、
(コース料理ばりにおもてなしを受けたのが最高に居心地良かったです。料理もお酒も締めのスープ手作りラーメンも最高でした…!!)

自宅サウナにも入らせてもらいました。
思わず「1泊いくらですか?」と聞いたぐらい居心地良かったです。

ととのうスペースも完備

4月は平日に御所にお花見行ったり、

撮影するナガサキを撮影してくれてた

と、仕事以外にも刺激的なイベントがたくさんあるので楽しいですよ〜


らしさ その5:30期に向けて新しい展開

そして、2027年の会社設立30期に向けて、さらに活動エリアや事業分野、新規自社プロジェクトなどあらゆる可能性を広げていきたいと考えています(領域展開!)

新しいフィールドに進むために柔軟に変化し、成長していきたいと考えています。

これは、2024年上半期の振り返り&下半期に向けた頑張ろう会(全体会議)を実施したときのもの。
1部は、上半期の成果と課題の振り返り&30期に向けた計画発表
2部は、下半期頑張ろうぜ(飲み会)
の2部構成で実施し、メンバーみんな楽しんでくれました。

個人による上半期に力を入れたプロジェクト、下半期に目指す取り組みを発表する場面。


1部の最後には、

フィールドが将来こんな風になったらいいな、こうしていきたいなと思う
願望・希望を書こう(七夕の短冊🎋に願いを書くよう)

思うままにみんな好き勝手語る会です。
これは、みんな共通して、制作事業とは異なる分野にチャレンジしてみたいという願いが多くあっておもしろかったです。

グループワークによるプレゼン風景

2部は、下半期頑張ろうぜ(飲み会)!
ただ飲み食いするのではなく、会場がキッチン付きシェアスペースを借りので、メンバーみんなで調理して楽しみました。


餃子をひたすら焼き続けるデザイナーの吉田( X:@y_taka

完全に、お店屋さんごっこで楽しんでました。

ピザもトッピングして、3種類のピザをつくりました。

ピザがないとすごい茶色い


ちなみに今回、会議でレンタルした会場は京都・地下鉄北山駅すぐにある「遊べるキッチン kiten」で行いました。
我々と同じくデザイン会社のウェイズさんが運営しているシェアキッチンです。めちゃくちゃ素敵な空間で、皆さんとても素敵な方ばかりで感動しっぱなしでした!

ほんとにありがとうございました!!

どこも画になる素敵空間
充実した調理器具・食器類
社内のデザイナーさんが壁面イラストを描かれたもの(素敵)


などなど、ツラツラ〜とFIELD「らしさ」を書いてきましたが、すべて網羅できてない感が否めないです。
文章書くのがとても苦手でおしゃべりする方が好きなので、気になる方はお気軽に問い合わせかX(旧Twitter)でDMください。

ぜひ「ちょっと聞きたいんですけどー」って感じでお話できれば嬉しいです。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?