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ONKYO E900M ハイブリッドイヤフォン

今回は2016年11月に発売されたONKYOのフラグシップ・イヤフォン E900Mです。このイヤフォンは低域を6mmのダイナミック型(D型)ドライバー、中域・高域をバランスドアーマチュア(BA型)ドライバーで受け持つ3way式のハイブリッドタイプとした凝った構成を持つイヤフォンです。下記写真はONKYOの公式ページからです。

このように凝った仕組みにもかかわらず、お値段はeイヤホンでは¥34,911と、D型のパイオニアのSE-CH9TやDENON AH-C820と比べると高めですが、まだ比較的リーズナブルなものとなっています。

デザインは上記のように金色と黒色でちょっと派手な感じです。

MMCXプラグで着脱可能となっており、リケーブルにも対応しています。なお、ステム部分が楕円形になっているのが特徴です。

上記はNOBUNAGA Labsの BL-AKX1 2.5mm4極バランスケーブルにリケーブルした写真です。この方がデザイン的には落ち着いた感じになります。なお、左上のポーチは標準で付属します。

音質は、さすがBA型とD型のハイブリッドだけあって、ほどよく締まった低域と中域から高域にかけての伸びがあり解像感が高いです。音場も広く、一つ一つの音の分離や定位が良いです。シングル接続でもかなり良いのですが、特にバランス接続だと音場がより広がっていい感じです。パイオニアのSE-CH9Tも優れたイヤフォンですが、解像度と音場の広さではこのイヤフォンの方が優れているようです。BA型の解像度の高さとD型の低域の良さを上手くまとめた感じで、低域・中域・高域の音の繋がりもとても自然です。

自分は標準イヤーピースのMサイズで装着もバッチリでしたが、イヤーピースが楕円形になっていて耳に合わないと低域がスカスカになったりするので、試聴は必須のイヤフォンだと思います。上手く耳に合えば素晴らしいイヤフォンだと思います。同じONKYOのポータブルデジタルオーディオプレイヤー・DP-S1との相性が大変良いです(特にバランス接続)。なお、DP-S1、DP-X1、DP-X1Aはバランス接続はインピーダンス32オームからとなっていて、このイヤフォンはインピーダンス16オームなのですが、聴いてみた感じでは特にDP-S1とのバランス接続は問題ないようです。

まとめると、少々お値段は高めですが、装着さえ問題なければバランス接続にも対応しており、音質も申し分なくオススメのイヤフォンです。

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