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皆が皆、常に全力出しているわけじゃない

内向型の方は真面目で責任感のある方が多いかもしれません。

だから仕事でも「テキトー」「いい加減」なことは許せず

毎日最大限やることやっていると思うんです。

でもこんなことがあってちょっと考えてみたんです。


それは甘えだちゃんとやれ


大きめの案件が同時進行でかなり忙しかった時、

なかなか手のつけられない中案件業務があったのですが

「それは甘えだちゃんとやれ」

といった趣旨のきつい書き込みを社内の人間からされ、とても追い詰められてしまいました。

今進めている案件はどれも今後に関わる重要な業務、しかも締切が重なっている、専門的で他に任せられる人もいない…

苦渋の決断で中案件を一旦ストップしていたのですが、

その業務を実際やった事のない人間には簡単な業務に見えたのでしょう。

本当に手一杯だったのですが、 それは相手には欠片も伝わらず、

最大限頑張っていてもまだ頑張れと言われてしまう現状…

一体どうしたらいいのだろう…


職場で体調が急変


その超繁忙期はどうにかこうにか上司にも簡単な作業だけ手伝ってもらい何とか乗り越えることが出来ました。

ですがその2ヵ月後、

ようやく落ち着いたと思っていた頃
職場で急に具合が悪くなり

周りのいろんな人に介抱してもらう事態となってしまいました。

あの激忙しい時期より全然マシなはずなのにこんなに具合が悪くなってしまうのが自分でも不思議でならなかったのですが、

蓄積されたストレスというのは ある日突然形となって溢れるんですね…。


皆が皆、常に全力出しているわけじゃない


そんなこんなでストレスを溜めないよう気を付けようと思っていたある日、

本でこんな内容を目にしました。

社会維持型であるほど、頑張る余地が残っていると言えます。(中略)  だから、通常で極限まで頑張っている人に「頑張れ」などと、気楽に残酷なことを言えるのです。

※こちらの本では外向型のことを社会維持型と表現しています。

「内向型の生き方戦略」中村あやえもん著 より


読んでびっくりしました。

みんな当たり前にフルパワーで頑張っているものだと自分の感覚から思っていましたが

余力を残して仕事している人だってたくさんいるんだと。

「えぇ"っそうなの?」

「自分だけいつもこんな上限ギリギリでやってたの?」

そんな衝撃でした。


自分の当たり前は他人の当たり前とは違うんですね。

なので、もっと余力を残したっていいんだと。

今まで10割フルパワーだったけど7割くらいに落としたってバチは当たらないんじゃないかと。


何より

体や心が潰れてしまってからでは遅いんです。

外向型社会の中で働くのであれば内向型の良さを生かせず潰れていってしまう環境がたくさんあります。

潰れる前の自衛として

語弊を恐れず言うと 「みんな案外テキトーでいい加減に仕事してるからね、あなたももっと気抜いたっていいんだよ。」

そんな風に感じたのでした。


だって職場であれだけ介抱してもらうなんて、恥ずかしいし申し訳ないしもう体験したくない。

大変な事態になる前に頑張りすぎな自分を怠けさせる

たまにはそんな時があってもいいですよね。


ちなみに先程の本、ボロボロ泣きながら読みました。

「なんて私のこと分かってるんだろー!」

一言にまとめるとそんな感想です(笑)


参考▶
内向型の生き方戦略―「社会から出て、境地を開拓する」という生き方提案


ということで今日はこの辺りで!

最後までありがとうございました。




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