みるがい 美少女
貝というのは大抵柔らかな色が多い。その中でピンポイントに鮮やかな紫や桃、そんな色があるのだが、下手をすると茶色気味になってしまう。
毎回私を困らせる、愛おしい貝達である。
悲しいかな、みる貝は未だ食べたことがない。カウンター式のお店に行ってもなかなか気恥ずかしく、頼めない。
どんな味かも想像ができないので他でお茶を濁す。
みる貝は寿司言葉でも一番目くらいに好きな言葉である。『美少女』。
その容姿、色、艶めき、すべてをとっても美少女である。
美しい貝達には全て、『美』を付けてあげたい。
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