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DAY10 骨折日記 入院

入院1日目、手術予定日(だが、延期)

骨折してから9日後、今日はいよいよ手術の日
朝一の予約なので、早起きしてタクシーで病院へ向かった
いつものように待合室でしばらく待たされる
その後、呼ばれたけど、病室が空いていないからと廊下で待たされる
廊下に放置されるのは、ノルウェーの病院あるあるだ
手術の準備として、私はトイレで手術用のパジャマと使い捨てのパンツに着替え、看護師が私の腕に留置針を挿入した

廊下に医師がやって来て、私の足の状態を確認した
「まだ腫れているから手術は無理。他の先生にも聞いてみる」とのこと
そして別の医師がやって来て触診すると「やっぱり今日は手術できない。腫れが引くまでこのまま入院」と言われてしまった
えっ、そんな…今日手術して明日には帰れると思っていたのに…予定が延びるのはショックで何だか心が折れてしまった

今日は手術が出来ないとして、今後の予約はどうなるのか
いつまで廊下にいなければならないのか
相変わらず何の情報もくれない
夫が聞きに行ってくれた
15:00頃になれば、退院する人達がいるからもうすぐ病室が空いて移れるらしい

夕食の時間になった
メインは魚か肉を選べるので、私は魚を頼んだ
メニューはフィッシュボールのクリームソースと茹でたポテトに人参、ベリーのデザート、フレーバーティー
食欲がなかったので、半分以上残してしまった

フィッシュボールと茹で野菜とデザートと紅茶

食事を終えても私はまだ廊下に放置されている
もうすぐ病室が空いて移れると言われてから数時間が経っていた
今夜はこのままここで寝るのだろうか
夫がまた聞きに行ってくれた
今、掃除の人を呼んだからその後で病室に移れるらしい
時刻は20:00、病院に到着してからもう13時間、ようやく廊下から病室に移動できた
が、今度は個室ではなく2人部屋…

明日以降の予定がどうなるのかわからないので、またまた夫が聞きに行ってくれた
どうやら腫れが引けば明後日の水曜日に手術の予定らしい
決まっているなら教えてくれればいいのに…
ほんっとに聞かない限りは何も教えてくれない、これもノルウェーの病院あるあるだ
ここで朝早くからずっと付き添ってくれていた夫が帰宅
それから夜の血液凝固防止剤(フラグミン静注)の注射をお腹に打った

相部屋の人はお婆さんでイビキが物凄くうるさくて眠れない
耳栓をしてみても音が聞こえるので、AirPodsでYouTubeの動画を見たり、雨の音をエンドレスで聞いたりして眠れぬ夜を過ごした
朝方ようやく1-2時間だけ眠れたけど、その人は早朝からわざわざスピーカーフォンにして大声で電話をしていた
もう勘弁して…



ありがとうございます!