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職場で困った人っていませんか?パーソナリティ障害(人格障害)の要因と環境について

今回はJIJICOに過去掲載した記事の再掲です。みなさんが興味関心が強くある内容だったので、こちらのnoteにも再掲します。


職場で困った人っていませんか?パーソナリティ障害(人格障害)
職場にいる「困った人」の特徴
みなさんの職場に、次のような特徴を持った人はいませんか?

・ミスが多い
・指示が伝わらない
・こだわる
・衝動的
・プライドが高い
・同じことを何度も質問する(同じ失敗を繰り返す)

私のもとには、これら職場で見かける「困った人」の相談が寄せられることがあります。こういった人たちとの付き合い方、接し方に悩む人に向けて、心理の専門家としてどうやって支援プランを立てているのか、「気質」「性格」「環境」の3つを軸にご説明します。


困った人は気質(生まれつき)が原因かも!?

まず気質、すなわち「生まれついてのものなのかどうか」を確認してみましょう。多くの場合は、知的な能力の高低や、発達障害の有り無しなどを見極めることになります。例えば次のような内容です。

・基本的なコミュニケーションがズレなく行えるか
・適度な会話の長さで、要点を絞って話せるか
・必要以上でもなく必要未満でもなく、質問の意図にそった過不足のない回答ができるか

上記のように会話の中から違和感がないか確認することができます。他に、「書いてある文字の大きさやバランスはおかしくないか」「漢字を適切に使用できているか」「誤字脱字がないか」などからも、ある程度は測定することができます。

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文章を書くのは大好きなんですが、フィーリングで書いているときには、誤字脱字もあるかと思います。前後の繋がり分かりにくいときには一言教えていただけると助かります!読んでくれて感謝!