角を打つ、三。

十一屋能村酒店-千石

二年前の年明け。千石という土地自体初めて降り立った。

ここは今まで訪れた場所とはまたちがう、立ち飲みスペースがあるわけでもなく、外観は「十一屋酒店」という看板が掲げられ、昔からの雰囲気を引き継ぐ酒屋さんそのもの。

店内は、酒販スペースと簡易な椅子と机が置かれた飲みスペースとわかれている。冬だったから、ストーブがついていて、ぽかぽかしていた。

常連らしきおじいさんがひとり、若い店主(息子さん?)と世間話で盛り上がっている。

バイスサワーを始めて飲んだのは、ここだったかな。。

お手洗いは、レジを超えて靴を脱いで居間を抜けて、ご自宅の場をお借りするスタイル!衝撃。

角打ちってこんなに刺激を与えてくれるものなのか。きっとまだまだ知らない世界が広がっているんだなと感じた日。

帰るときに、店主が芳名帳を出してきて、よかったらお名前を、、と。さらに、新年のお祝いということで、「十一屋」という文字が彫られた木製のおちょこもくれた。嬉しいお土産。

わくわくした日、ここも冬になると行きたくなる場所。

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