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子どもたちは保育士の鏡

何年も保育の仕事に携わってきて、感じていることがあります。

子どもたちは、私たち保育士を写す鏡であるということ。

今日、ある1人の子が絵本を膝の下に2冊入れて手に持った1冊を見ていました。

1冊読み終わったら膝の下からまた1冊出して、手振りをして歌いながらまた1冊見る。これを繰り返していました。

その姿を見て、私の真似をしてるんだなとすぐに分かりました。

絵本を読む時膝の下にいつも絵本を隠して、手遊びとともに順番に登場させながら読んでいるんです。

子どもたちは目の前の大人の行動を真似して育っていきます。

同時に、目の前の大人の心の状態を本当に素直に感じとります。

目の前にいる子どもたちがニコニコ笑顔でいたら、自分自身の心もきっと良い状態です。

目の前にいる子どもたちが不安そうにしていたら、自分の中にも不安な気持ちがあるのかもしれません。

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子どもたちが保育園で安心して過ごすためには関わる大人の心の状態は本当に大切です。

今日はなんだか子どもたちがよくぐずるな〜落ち着きがないな〜と感じたら、自分の胸に手を当ててみる。

目の前にいる子どもたちが、いつも自分の心の状態を教えてくれている気がします。

元気がない時ほどべったり甘えてくれたり、落ち込んでいる時に優しくしてくれたり。

子どもたちのほうが、大人よりも相手の気持ちをわかってくれる。

本当に見習いたいところばっかり。

今日も1日子どもたちがニコニコ笑顔で過ごしてくれたのでひと安心です。

子どもたちと過ごせるのも、あと1ヵ月と少しとなりました。

最後まで一緒に楽しい時間を過ごせるように、最後の最後まで私に出来ることを精一杯がんばります!


ミスチル先生


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