【２章】VAEとsampler

【概要】

【VAE】Variational Auto Encoderの略、画像の色や画質に影響。高画質な画像出力/色調の変更などに利用される。今回はTENSORARTで異なるVAEをテストし、最適なものを探った。
【sampler】画像出力時のノイズを除去する計算。こちらはPLAYGROUNDでテストし最適なものを探った。

【各VAEテスト結果】

【Blessed2】

最もくっきりする遠くでも髪や服のディテールが繊細に描かれる

【orange mix】

２番目にクッキリする

【YOZORA】

背景画クッキリするがキャラがぼやけ気味

【VAE FT MSE 840K】

アニメっぽいキャラが出てくる

【ki-fu anime1】

アニメっぽいキャラが出てぼやけやすい

【ki-fu anime2】

アニメっぽいキャラが出て１よりは画質は良い

【clear】

普通

【pastel waifu diffusion】

水性画っぽくなる、ぼやけがある

【Cute-Vae】

ぼやけがあり水性画に良い

【各sampler結果】

【DDIM】

安定、顔もつぶれにくい。このサンプラーで画像を生成するのがお勧めです

【Euler】

安定！バランスが良い

【EULER Ancestral】

安定感があり、ぽーすが良い

【Heun】

安定感ありクッキリ

【DPM2】

目が潰れやすいが安定

【DPM2　Ancestral】

目が潰れやすい、遅い、安定感無し

【LMS】

潰れやすいしノイズも多い

【PLMS】

顔が潰れやすいノイズが多い！

【結論】

●【VAE】BLESSED2を使い結果が悪かったらORANGEMIXを使う。
●【SAMPLER】DDIM・EULER・EULER　A・DPM++２MK　がおすすめ。

参考になりましたか？参考になった方やさらに知識を深めたい方はぜひ多目的DISCORDサーバーに参加してください。そこでは質問にもお答えしますので、気軽に参加してください。AIだけでなく、さまざまな話題で会話を楽しめます！今後もAIのブログを更新していきますので、より良い情報をシェアできれば幸いです。ご参加いただければ嬉しいです。https://discord.gg/V2RCEvv3q9