日本の秘められた恥
まずはこの動画を見てほしい。
日本の元ジャーナリストである伊藤詩織氏が、スカンジナビアでのトークショーで自身のレイプ被害について語った動画だ。
番組内では、
・日本の警察官のうち女性は8%
・日本でレイプ被害を訴えると、通常は複数の男性警官の前で等身大の人形を使ってレイプを再現させられる
・日本の半数程度しか人口がいない英国で、政府が性犯罪被害者対策にかける国家予算は日本の40倍
・日本ではまだ性犯罪被害者支援センターが各都道府県に1カ所以上設置されていないが、世界基準で言えば最低でも全国に635カ所あるべき
・昨年まで、強姦罪(現:強制性交等罪)は、強盗罪よりも軽い刑となる可能性があった
・・など、性犯罪対策に対する日本の甘い現状が語られている。
恥ずかしながら、私も26年間日本で生きてきて、
このような事実を知ることはなかった。
なぜなら、日本のジャーナリズムが規制されていたからだ。
ではなぜ、日本のジャーナリズムは
規制される必要があるのだろうか?
答えは簡単で、その事実を知らされて困る人がいるからだ。
伊藤詩織氏のレイプ事件の裏側に潜む、深刻な問題
では、一体その困る人とは誰なのか?
事の真相は、伊藤詩織氏の身に起こったレイプ事件の加害者である、山口敬之氏について調べれば分かる。
山口敬之氏は、元TBSの記者であり、ある人物の自伝の著者でもあるのだ。
そのある人物こそが、この国の政権を握る安倍晋三首相だ。
そして安倍首相は、自身の著書を書いてくれた山口敬之氏と親密な関係でもある。
つまり、山口敬之氏が犯した罪を、安倍政府がなかったことにしようとしているのである。
同じ問題として、慰安婦問題もあげられる。
これについてはまた別の記事で取り上げようと思うが、今回の伊藤さんの事件と同じく、事実を歴史からなかったことにしようとしているのである。
政府もメディアも平気で嘘をつく
今回の事件から分かるのは、
政府やメディアは自分たちの都合のいい情報しか流さないということだ。
だからこそ私たちは疑いの目を持つことと、
自分の目で真実を捉えようとする意識が必要なのである。
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