私をモノ化するな。

ピッピちゃんが消えた一番の原因はTwitterフェミニズム界隈の全体主義です。

私は幾度となく女性差別を受けてきました。親から「女の子は料理が作れないとお嫁に行けないよ」と言われ、上級生には学校内で痴漢をされ、車に乗った人から「おちんちん好き?」といきなり声をかけられ、クラスのなかで「付き合える女子ランキング」を作られ、男子には敬語を使うのに女子である私には敬語を使ってもらえなかったり。私が女性差別と感じた行動は数えきれないほどあります。

そんなときに私を救ってくれたのがフェミニズムでした。私があのような差別を受けたのは「自分のせい」だと思っていました。自分が料理つくれないから悪い。自分が痴漢やめてと言えないから悪い。しかし、フェミニズムは「あなたのせいではない、女性差別のせいであなたは苦しんでいるんだ」と教えてくれました。

Twitterでフェミニズムをはじめてから9ヶ月たった今、私はフェミニズム界隈の全体主義に潰されました。

討論会のとき。アンチフェミニストとされた人と話したとき。私が第四波だとツイートしたとき。私を苦しめたのはそのときに見えた全体主義でした。

「ピッピちゃんは名誉男性だ」

「フェミニズムを分断させるな」

「アンチフェミをフォローしてる時点でミソジニスト。フェミニストとか笑わせんな」

「フォロー欄の半分がオスとかそりゃフェミニズムわかんないよ」

あなた方は自分がなにを言ったのか覚えてますか?どれだけその言葉が重いのかわかってますか?それを今更「ミソジニストアンチフェミのせいだ」なんて笑わせんなよ。

アンチフェミニスト呼ばれる人をフォローしたら、「男性をオスというツイートをみて辛くなった」と言ったら私をフェミニストではないと認定した。

ではなぜ私がアンチフェミニストされた人をフォローしていたか、知っていますか?それはアンチフェミと言われてある人もフェミニズムを行使していたからです。

舞子さんにゴミ箱を背負わせる案が出たとき、アンチフェミニストとされる人は「これは流石におかしい」と声をあげていました。少しアンチフェミニストとされた人は、反応する時期が遅かった。しかし、フェミニストとされた側もアンチフェミニストとされた側もそれに対しては反対していたのです。

つまり、どちらも「同じ」主張をしていた。

献血ポスターが話題になったとき、アンチフェミニストとされる人は「現実のレイプには言及しないのに二次元ばっかり叩くんだな」と言いました。フェミニストとされる人はもちろん現実のレイプにも黙ってはいませんでしたし、2次元を潰したい一心で批判していたのではありません。しかし、「フェミニストは○○には言及するのに~」という言葉には「○○は女性差別だ」という思いが隠れていました。つまり「フェミニストは女性差別を叩くはずなのに、現実のレイプはなんで叩かないの?現実のレイプも女性差別だよな?」とい考えが彼にもあったということです。その時点で彼はフェミニズムを行使していました。

結局何が言いたいかというと、「行動」と「存在」はわけるべきだということ。フェミニストもアンチフェミニストもフェミニズムを行使していて、同時にミソジニーも内包しているということ。

しかし私はアンチフェミと呼ばれる側の人と親しくしたら「名誉男性」「ミソジニスト」と言われました。アンチフェミニストがフェミニズムを行使していることに気が付いたらTwitterフェミニストから排除された。

私はフェミニストに都合のいいフェミニズムを行使しなかったから。


ところで、私のフォローしていた人に親フェミニスト男性が多かったのはなぜだか知っていますか?結論から言うと、私は第四波フェミニズムを求めていたからです。

親フェミニストはフェミニズム的に女性差別は出来ません。だから結果的に全ての女性を受け入れざるを得なくなります。この「全ての女性を受け入れる」という価値観を私は欲していました。

今までの「フェミニストに逆らう女性は名誉男性」というような、女性を排除するフェミニズムは私にはあわなかった。だから全ての女性を受け入れる第四波フェミニズムを求めていた。たとえ女性がジェンダーロールの強化に繋がることをしていても、私は彼女を受け入れます。なぜなら女性は全員救われるべきだからです。どんな行動をしようとも。

それを、とある親フェミニスト男性は社会構築主義フェミニズムとしていました。「どんな女性も救われるべきだ」「名誉男性は女性を排除する言葉だ」「フェミニズムでさえも女性を排除してしまうことがある」

この社会構築主義的フェミニズムが第四波フェミニズムだと知ったのは後々のことです。私は「親フェミニストは女性を差別出来ない」という特性から親フェミニストが第四波フェミニズム的な考えを持っていることをなんとなく感じていました。だから私の求める第四波フェミニズムを行使する親フェミニストが多かったのです。

自分自身が第四波フェミニズムを求めていると強く確信したのは「上の世代と私の感じかたが違う」というツイートをしたとき。

私は主婦ではない。だから主婦が感じた主婦ならではの気持ちはわからない。LGBT運動でもそうだが、当事者ではないアライアンス達が当事者よりも声を尊重されることがある。そうはなってはならない。だから私は主婦の拡声器になるのだ、と思っていた。主婦の言葉をそのまま拡声器に通して大きくすることが、当事者ではない私の役目だと。

私は私。貴女は貴女。そう尊重するのが私のやりたかったことであり、私が求めていたものであった。

そのうち、私のフェミニズムのあり方を否定する人が出てきた。私のフェミニズムのあり方はフェミニズムとして認められずに排除されていった。

こんな全体主義が嫌だった。だから消した。特定されたのは契機だったが、一番の原因は全体主義に押し潰され、私のフェミニズムのあり方を否定されたことだった。 

今になっては「ミソジニストのせいでピッピちゃんが垢消しした」「フェミニストのせいでピッピちゃんが垢消しした」などと、私の存在がアンチフェミニストとされる側とフェミニストとされる側を潰しあう「ネタ」になっている。

私の垢消しが、私の大嫌いな全体主義にまた加担してしまう。それも私の意思関係なしに。私をネタにして潰しあうのはやめて。ネタにしないで。潰しあわないで。

行動と存在をわけて考えてください。あなた方は敵同士ではありません。私が架け橋になりたかったのは、そこなんですよ。






私が架け橋になりたかったのは…

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華のJKフェミニスト https://mobile.twitter.com/mypippichan

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コメント16件

私は若い人たちが、周りに流されず自分でフェミニズムを勉強したり自分の頭でちゃんと考えて発信や行動をすることをとても応援してますし、邪魔したくありません(したくないと思っててもたまに邪魔になることはあるので反省します)。

ツイッターを離れて、ツイッターで淀んでいる人たちのことは一旦無視して別のところでどんどん活躍してくれたら嬉しいです。
フェミニズムに対する議論には興味はありませんが
痴漢被害の方や児童性被害の方が
共通して口にする言葉が「私が悪い」
これっておかしいですよね。
なぜ被害者が悪くなるのですかね。
ピッピさんの発言でその様な方々に光がさせればな
と期待をいたします。
Twitterでの活動、おつかれさまでした。
私はアンチフェミニストの立場だと思います。でも、「ネオリブ」の支持者であり、「エマワトソン」のフェミニズムのメッセージに共感していました。
私自身「個人主義のフェミニズム」を書きました。国際条約などを調べれば調べるほど、男女平等を目指す良い理念だと思いながら、書き終えました。

ピッピちゃんに、一つだけフェミニズムの重要なキーワードを教えます。「北京宣言」にも書かれてある、男女が互いに手を取り合うための宣言です。これを送ります。

セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR:性と生殖に関する健康と権利)
https://www.joicfp.or.jp/jpn/project/advocacy/rh/
この記事に対する意見記事を書かせて頂きました。

アイデアリスト(理想主義者)
https://note.com/surfersnote/n/nc56290714712
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