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小説

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私の物語
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記事一覧

欲張りになった私

時々心細くなるの 少し前の生活に戻っちゃうんじゃないかって ただ家に閉じこもるしかなかっ…

はる
3年前

いまも

いまも忘れられずにいる それは父親が数ヶ月前に夕食を作った時 「まずいか」、と脅迫のように…

はる
3年前

立っていられない 立ち止まることもできない つらくて苦しいから それが怖いから だって怖い…

はる
3年前
2

証拠

できたことよりも できなかったこと、できないことが 私をとても苦しめる なんで涙を噛み殺し…

はる
3年前
3

本当に弱いのは誰?

息が苦しい。 私はいま就職活動中で、その間の収入がゼロに なってしまったため 繋ぎのアルバ…

はる
4年前
1

誰のせいでもないよ

「あなたのせいじゃない」 ここまでは良いとして なんで、 「私が悪かったの」 なんで、次に…

はる
4年前
1

F2.8.17

ちょうど日記を書き始めようとしたところで つきくんが私を見つけにきてくれた お風呂入った後くらいから「大丈夫?」って 心配そうに聞くから大丈夫だよって 笑顔で返した それはわざとそう言ったわけではなくて、 本当に問題ないと思ったから だけど鏡に映る私は 不安そうな、泣きそうな顔だった 自分で自分のつらさを気づいたときには もう動けないようになってしまう 私のSOSなんてものは日常に溢れているから 私の身体はもう、鈍感にさせるほかなかった気もする だってそうじゃないと

感情

私はいつもどこか寂しい それは、 何年もの付き合いの友達に誕生日を忘れられたとき 仲良く…

はる
4年前
4

私の為の生き方

「誰かの所為にしないように」 この生き方の所為で息が詰まって この生き方のおかげで私の心…

はる
4年前
8

私にとっての誕生日

私の夢は小学3年生から変わらない それは誕生日にそっと息を引き取ること もうその時が来て…

はる
4年前
4

夏の木陰

秋と冬の境目の頃、私は死にたくなる だけど気付いてしまった 私はいつも寂しい気持ちで生き…

はる
4年前
6

秘密

「死なない」のブレーキが 効かなくなりそうなときにいつも思うの “赦されたい” 私は赦さ…

はる
4年前
9