金魚を掬うとき
変われない事を許せない人がいる。
それと同時に世界は綻びを生んで、変わらなきゃいけないと、壊れ続ける、生き苦しさが強制されていく。
誰かの為にしか生きれないひとが、自分の為になんか生きれなかった。
金魚が水の中でしか暮らせないように、そのひとは他人なしでは存在ができない。
全身全霊他人本意、ひとは誰かのせいにしないと生きていけないはずで、あなたも例外なくそれに収まっていた。
ねえ、もう、そのままでいいから、陸を目指そう。
息をしよう。せめて、あなただけはあなた自身を許してあげよう。
きっと私は掬ってあげれないけど、きっと誰かは、あなたを掬ってくれるよ。
自分が貧乏くじを引いていることに気付いて、早々に諦めを悟ってしまいたいです。
死ぬことの弊害が多すぎて生きる選択しかない人、一定数いそうですね。
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