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2分で読める子育てエッセイ№542『入っている率上がったよね~』

我が家にキンカチョウ(錦華鳥)が舞い込んで来て50日が過ぎた。

ワタクシ、朝イチでお水を替えながら小鳥に話しかけるのが日課になった。たとえど~んなに寝坊しても。
 
小5の娘もだんなもそれは同じようで、まずは小鳥。

逆にマイペースで全~然変わらないのは、小2の息子。
特に朝は寝不足で機嫌が悪く、小鳥のご機嫌伺いをしている場合ではないらしい。


他にも小鳥がやって来てちょっとずつ、生活にも変化が出てきた。
  
例えばアッついコーヒーを飲む時、小鳥が鳥かごから出ていると気を遣う。
「蓋つきのコップに入れようか」

子供達がまだ小さい頃、たとえコップ1杯の水でも溺れる事がある。さらに熱い物で子供がやけどをしないようにもっと気を付ける!
と気を張っていた事を思い出し、懐かしくなった。

さらに小鳥の安全とはまた別に、衛生面でも活躍するコップの蓋。
先日、知らない間に蓋ナシのコップにポトリと落とし物が浮いており、悲鳴が上がった。
 
その後、娘によって茶柱をもじった
「運柱(うんばしら)」
と名付けられ、なんとなくいい物のようなイメージに変わったけど、とても飲む気にはなれない。


 
そこで、家族に小鳥が我が家にやって来て変わったな~と思った事を聞いてみた。

「夜、子供部屋でゲームが出来なくなった!」
そうそう。小鳥のために遅くとも夜7時には電気を消すからね。
その分、休日にタップリ遊んだら?
 
「あとね~。おかずのトッピングに『豆苗とかスプラウト系』がメッチャのってる!」

え?

それを聞いただんながさらに、茶々を入れ始める。
「そうそう、みそ汁にも小松菜入っている率上がったよね~」
 
うわっ、バレてる~
 
小鳥の食と遊びの為に小松菜や豆苗など意外とまじめに気にしているワタクシ。

とは言え、小さな小鳥にいるのは、ほんのちょろーんとだけ。
フードファイター並みに1袋分食べてくれるわけでもないし、ワタクシの愛用の冷凍ホウレンソウを使う訳にもいかない。


という訳で、我が家の家族は、小鳥の余り物の新鮮な青野菜をおいしく頂いてバランスよし。

わずか15gの小鳥が、家族最大 0.1t付近をウロツクだんなの健康にまで影響を与える。

ありがたや、ありがたや。


【保存版】note mymymama hanko7


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