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2分で読める子育てエッセイ№887『娘が持てる限りの力でフォローしてくれた』

ある日、中1の娘と「ユーザー名」や「クリエイター名」「ペンネーム」などなど、ネット上で使っている名前の話になった。それは、娘が気になる動画を観たという流れから始まったこと。
「もしオフ会で救急車を呼ぶ事態になったとき、みんなお互いに本名を知らないよね? その時はどうするんだろう・・・」

え? どういうこと?

「お母さんは『まいまいま(mymymama)』だよね。だから、きっとまいまさん!って呼びかけられても『ニックネームね』くらいでスルーされるかもしれないけれど、『地獄5丁目のお向かいさん』とか『気安く名前を呼ぶな、俺様を誰だと思っている!』くらいインパクトある、ちょっと特殊なネット上の名前を使っている人がいたらどうしたらいいと思う?」

ひょーっ! ワタクシ、そんな心配したことなーい!

ちょっと試しにやってみた。

大丈夫ですか! 『気安く名前を呼ぶな、俺様を誰だと思っている!』さん!『気安く名前を呼ぶな、俺様を誰だと思っている!』さん! 自分の名前言えますか! お気を確かに!

うわっ。いろんな意味で言いにくいよね。急に気になったので、ワタクシ、オフ会でお会いしそうな方のネット上の名前を1つずつ検証してみた。
「○○さん・・・大丈夫! ▲▲さん・・・ちゃん付すればOK、☆☆さん・・・限りなく本名っぽい」
幸いドでかい声で連呼しても大丈夫そうなお名前ばかりなので、いまのところ心配な~し! ホッ。

さらに、娘が気になることを言った。
「よく救急隊員の人が30代の女性、とか言うじゃない?」
うんうん。
「20代なのに『30代女性』と言われると、気になり過ぎて気絶していられないんだって」

ひょーっ! お気持ちお察しします~!

そこでふと気になった、ワタクシのプロフィール。 
「ワタクシ、『永遠の30代』って言い張っているんだけど、気になりすぎてオチオチ気絶もできない」
とほざいたら、娘が持てる限りの力でフォローしてくれた。

「うーーーーん。最大級に頑張ったら30代後半ギリギリって間違える人がいなくもないカモね」

そりゃないわ。

そのうえ、最大級に頑張る方向が分からないので、救急隊員の方にはあっさりと自白しようと諦めた。
ちぇっ。




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