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№154【2分で読める】日々の暮らしにクスっとエッセイ『ワタクシ流の推敲。言葉に少々パンチがないと感じたら』

3年半以上毎日投稿を続けているnote。ある日投稿する作品が書きあがったので読み返してみたら、言葉に少々パンチがないと感じた。
「この辺りは推敲が必要だよね」
推敲、それはワタクシがエッセイを書く過程で、好きな作業のひとつ。これは1人大喜利をしているみたいで、非常に楽しい。

その時の文章がこれ。

グリル料理が焦がさず出来上がった
2日続けて洗濯物をすべて畳んだ
クーポンを期限内につかった

ワタクシとしては、この3行は作品の中でも特に「なにこれ、しょうもなーい」と思って欲しい部分。
もう少し、印象的な「しょうもない」は、ないものか。
随分悩んだふりして楽しんで、次の文章に書き替えた。

パンを黒焦げにしなかった
洗濯物のオブジェが片付いた
おやつを買う回数を減らした

さっきよりはいい感じに「しょうもな~く」なってきた。
でも、まだまだ「しょうもない感」が足りない。そこで、さらに言葉をくわえて、順番を入れ替えた。

10回おやつを買うところを9回に激減させた
パンを食べられないほど黒焦げにしなかった
今日は洗濯物がテキトーだけど畳めた。片っぽになった靴下は知らんけど

うわっ。しょうもなっ。これ、本当にどうでもいいくらいしょうもなっ。
自分で笑ってしまったときが推敲終了。
今回はまあまあ、いい感じ。

ところが投稿するとき、この「しょうもな~い」作品でいいのか悩む、しょうもない時間が流れる。

このnoteの存在すら知らず、エッセイを毎日投稿するなんて、想像もしてなかった3年半前。その時はまだ、気がつきもしなかった「しょ~もない」を楽しむ時間。

悪くない。




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