見出し画像

環境問題を解決できるSDGsとは何?何が良いのか?


NewsPicksで気になったニュースのサマリと、個人的な意見を書きます。
有料記事がメインです。

記事サマリ

SDGs(Sustainable Development Goals)とは、直訳すると持続可能な開発目標。ごく当たり前ですが、地球の存続について第一に考えようと言う考えのもとできた。2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継で17のゴールと、169のターゲットから構成される。

MDGsは発展途上国が中心で、先進国はそれをサポートする立ち位置だったのに対し、SDGsは全ての国に共通する目標だ。

SDGsに掲げられた17の目標は、いわば世界的に認められた社会課題であり、誰も反論はできない。環境問題は改善した方が良いし、教育の機会は平等に与えられた方が良いから。

欧州では活発な一方、米国では活発ではないと言う、国や企業によってもグラデーションが起きている。これは守らないと罰則などがあるわけではないから。

地球に優しい原料や再生可能エネルギーを使うとコストアップになってしまうので、欧州だけ守っていると、米国や中国企業に負けてしまうかもしれない懸念がある。そこでできたのがSDGsなのだ。

他にも、CSRやCSVなどの似たような意味合いの言葉がある。

CSR(Corporate Social Responsibility)は、直訳すると「企業の社会的責任」という意味です。本業ではない分野で取り組む企業が多い。

背景としては、企業が大きくなるにつれて、単純な利益を求めるのではなくもっと社会のためになることをしよう、環境を汚染したり人を搾取したりする行為はやめようというものだ。Responsibilityにもある通り、これで許してくださいという意味合いがこもっているので少しネガティブ要素が強い。

一方CSV(Creating Shared Value)は、企業と社会の両方が利益を得ることを目的とした経営戦略のこと。日本語では「共通価値の創造」と呼ばれる。

外部からの要望に応えるだけではなく、事業と関連させ企業が内発的にテーマを選び取り組む。

筆者は、会社の利益と紐づいていないSDGsよりも、CSVの方が企業や社会に浸透しやすいのではと考える。

ポイント

・MDGsの次に新しく出た考えがSDGs「持続可能な開発目標」
・利益と紐づいていないSDGsよりも、CSVの方が企業や社会に浸透しやすいのでは?


所感

SDGs、MDGs、CSR、CSVの違いがよくわかる記事だった。CSVという言葉は初めて耳にしたが、メリデメを見ると、持続可能性でいうとやはり利益に紐づいている方が良いと思う。

では現状どれぐらいCSVが浸透しているのか、実際にどのような企業がどのような取り組みをしているのか気になる。

次の記事も是非読んでみたい。



この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?