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M1 Mac miniレビュー。あとはアプリや使い手が追いつくだけの高性能マシン。

5月

M1 Mac miniを買った。

前回の記事でWAVESを買って編曲とミックス作業をしたって書いたんだけど、その際にそれまで使っていたMacBook Proがもうかなり限界で、途中再起動したらキーボードが全然効かなくなってログインパスワードの入力が出来なくなって途方に暮れたこともあった。

とりあえずそれは事なきを得たんだけど、次またいつそういうトラブルに見舞われるか分からないし、それが今回のような制作作業中に起きて復旧出来なくなったらと思うと想像しただけで怖くなったので、この機会にMacを新調しようと考えた。

どうせなら最新最高のスペックであるM1チップの搭載されたMacを買ったろうと思ったんだけど、後述するがM1という最新のCPUがなかなか曲者で、今の自分の環境そのまま再現出来るかどうかがちょっと難しかった。
けど、アプリやインターフェース等のファームウェアはそのうちアップデートされるし、それに応じてM1にも対応していくだろうと思い、色々調べた結果メルカリで新古品の割安個体を購入。メモリも16Gで、それまで使っていたMacBookと同じ。スペック的にはCPUだけ大幅に強化された感じ。

で、やっぱりM1 Macにも問題があって、それはM1という新しいチップがそれまで使えたアプリに対応しきっていないという事。特に音楽ソフトウェアは結構壊滅的で、今動かしてるUADも結構無理矢理な設定でなんとか動いてくれているという状態だ。ネット生配信をする上でMac上で流した音楽をBGMに設定出来る「Soundflower」というアプリは使えない。なかなか不便に思うこともあった。

ただそれ以上に、スペックは最高でとにかく起動が早い。DAWソフトのLogicを動かす上での不満は一切無し!動画編集のFinal Cut Proも現状全く不満なくサクサク動いてくれる!息抜きにブラウザでYoutube観ても、合間に素材をダウンロードしても、動作がカクつくことは殆ど無い!

ノート型ではないので、外に持ち出すことが出来ないのだけは少し難点ではあるが、そもそも外にMac miniを持ち出してまで作業するような用事も無い。調べ物はiPadで事足りるし、ちょっとしたメモはiPhoneかA4の用紙に書いて済ます。
そして何より驚いたのがその静音性。マジで起動しているのか疑うレベルで静か、SSDだからハードディスク特有の音も無い。「静か」って、それだけでそこまで気持ちは変わらないだろうと思ってたんだけど、結構違う。こうしてキーボードで文字を入力してるだけでも今自分の周りで鳴っている音が打鍵音だけ。これが結構集中出来て良い。
音って、普段作業する内容が音楽ということもあるからそんなに気にならなかったんだけど、それってある程度こんなもんかと諦めていただけで、いざこうして無音に近い最高の状態で色んな作業が出来るようになると気持ちの楽さや集中力の深度に大きく貢献出来ていることがわかった。

これまで俺自身、新しいものに対して執着が無くて適当に2世代くらい前の中古を安く手に入れてそれを使い潰すという感じで使ってたんだけど、最新のものってこんなに良いんだね。同時に自分の貧乏性ってこんなに効率の悪い生き方だったんだなって感じた。
スマホもそうだし、こういうのって多少高くついても快適さが結果的に時間や気持ちの余裕を生んで値段以上の価値を生み出してくれるっていうのを、今年このM1 Mac miniで実感が出来た。自分の時間の価値って、こういうところからも見出せるんだね。

そんなんで、近いうちにiPhoneも新しくしようと思っている。自分の時間は、スマホを最新式のものに変えてまで確保すべき価値のあるものなんだよね。自分の価値を無闇に無にする必要はないなと、今年学ぶことが出来たという意味で、このM1 Mac miniは買ってよかったと言える!

あとは!このMac miniで!ちゃんとお金を!生み出すだけだ!!
音楽の仕事来い!!来ない!?クソッタレ!Youtubeでもやるか!!!

次回予告
リード125レビュー。買ってよかったというか、買って人生が大きく変化した。

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