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4日間だけ転職活動をした話

皆さんはじめまして。みやけ(@myk39390141)と申します。

アウトプットをしたいなと常々思っていたのと、ちょうどアウトプットしたい出来事があったので、note初投稿をしようと思います。
…と思ってたらずいぶん時間がたってしまいました。一か月くらい前の話になってしまいますが、ご容赦くださいませ。

初投稿のテーマとして適切かは分かりませんが、タイトルの通り、4日間だけ転職活動をしたことについてお話できればと思います。
転職活動とタイトルにはありますが、転職活動のここが大変でした!こんなことをして良かったです!みたいな話は無いです。というか4日しか転職活動してないので、そんな大層な話はできない……

今回は、私が転職活動を始めようと思ってから、転職活動をやめるまでに至った経緯と、自分なりに考えたこと、これからの行動予定などをお話できればと思います。一人のげきよわエンジニア(エンジニアと名乗るのもおこがましいレベル)がキャリアについて考えてみた話と思って、生暖かく読んで頂ければ幸いです。

転職活動に至った理由

そもそもどうして私が転職活動を始めようと思ったかについて。その前に、私の今の職場状況みたいなものからお話したいと思います。

今私が努めているところは、いわゆる中堅SIerです。2018年新卒入社し、今年で三年目になります。
顧客先は交通系や医療公共系が多めで、安定して仕事があるのが特長と思っています。
一方で、特に私のいる部署は保守業務も多く、出来合いのパッケージを使ったカスタマイズ案件や、コールセンター業務などもあります。
開発がしたいよ〜と色んな人に言いまくった結果アサインされた業務も、かろうじて開発作業ではあるものの新規開発ではなく保守開発、しかもDelphi、それに加えて、最近になってやっと開発作業をさせてもらえるようになりましたが、それまではずっと顧客向け文書作成、といった具合でした。全然関係ないですが、皆さんDelphiってご存知ですか?私は案件にアサインされるって話を聞いたときに初めて知りました(無知)。
他の案件にはJavaやC# を使っているものもありますが、私の周りの環境としては、元あるシステムの保守や保守開発業務が多い印象です。

そんな現職場で、日々こんなことを思っていました。

・保守業務は、やりたくない
・どうして開発やりたいって入ったプロジェクトなのに作文(文書作成)をしなきゃいけないのか
・開発はいいけどDelphiはやだ、ナウい(死後)言語をやりたい
・ナウい言語を使っている案件もあるのに、アサインされないのが不満
・このままの環境では、エンジニアとして成長できないのではないか

(この他に、上司とそりが合わないと日々思っていますが、職場で一人くらいは合わない人もいると思うので割愛します…) 

上記みたいなことを日々考えていたせいで、「いつかは転職したい」という気持ちは前からありました。そんなある日、鬱憤やら不安やらが溜まりに溜まってちょっと耐えられなくなりそうだったので、実際の転職活動をするに至ったのです。

4日間で何をしたのか

転職活動をやろう!と思い至った私が最初に始めたのは、転職エージェントの利用でした。

以下、ざっくりした活動履歴になります。

1日目(6/30):転職エージェントに登録、初日面談日程決め
2日目(7/2):初回面談(1日目に決めた日より前に電話かかってきた)、職務経歴書作成
3日目(7/4):カウンセリング面談、求人厳選
4日目(7/5):求人厳選

ぱっと見、ここまでは割と順調に進んでいるような気がします。職務経験が浅いなりに職務経歴書も書けていたのではと思いますし、転職エージェントの方に求人を紹介してくださり、いくつかここを受けてみようかな、と思える企業にも出会えました。
この調子で頑張れば10月入社スケジュールでもいけたのかなあと思います。

なぜ転職活動をやめたのか

ではなぜ転職活動をやめたのか。それは、転職する前に、まず今の会社で環境を変えてみようと思い至ったからでした。

いろんな求人を見て、転職エージェントの方の話を聞いて、今の会社のことを考えてみると、今の会社で環境を変える努力をしてなかったなぁと気付かされました。特に、Delphiじゃなくて他の言語をやりたい、という話は、会社の人や上司に話していなかったなあと思ったのです。

幸い今働いている会社は風通しが良い方……と感じています。実際、開発をしたいと言い続けていたら、開発をさせてもらえた実績もあります。Delphi案件だったので微妙では、という見方もありますが。
また、会社の居心地も悪いわけではなく、気の合う同期や先輩もいるので、できれば今の環境を大きく変えたくは無いな、と思ったのも事実です。

まずは「こういうことをしたい」をぶつけてみようと思います。転職はそれからでも遅くは無いだろうと考え、一旦転職活動を中断することにしました。

良かったこと

そんな感じで、一旦転職活動は中断することにしたのですが、転職活動をして本当に良かったと感じています。
以下では、転職活動をして良かったことをつらつら書いてゆきたいと思います。

① 転職市場のことを知れた
どんな企業が求人を出しているのか、どんな人材が求められているのか、といった事を、転職エージェントの方から聞けたのは大きかったです。
社会人三年目で転職経験も無い状態だと、そもそもどういう会社があるのか、どこに行けばどういうことが出来るのか、みたいな部分がよく分かっていませんでした(もっと就職活動をちゃんとやればよかったのかも…)。
転職エージェントの方とお話をする中で、働いている業界、市場の一端を知れたのはとても良かったです。
コロナの影響についてもお話を伺うことができました(IT業界の求人は、回復傾向にあるそうです)。
自分にとっての適職は何かを考える上での材料が手に入ったと思っています。

② 自分に自信がついた、ゆとりができた
転職する前まで、このままだと自分の市場価値が下がってしまうのでは、という心配・不安が常にありました。中途でエンジニアになるには業務経験が必須なのでは、業務経験がほぼ無い私はどこにも転職できないのでは、と常に思っていたのです。
しかし転職活動を通して、案外私みたいな人間も会社に求められているんだと知ることができました。転職エージェントの方のリップサービスもあるかと思いますが、それでも私のような「未経験だけど成長性や向上心はある」人も求められてると知り、それが大きな自信になりました。私はやろうと思えばいつでも転職できるんだぞ!という、強気な姿勢も取りやすくなったと思っています。
また、若手じゃないと転職なんて無理!早く転職活動しなきゃ!と思っていたのですが、エンジニアからエンジニアの転職であれば比較的遅くても可能と知り、ゆとりができました。
 
③現職場についてじっくり考えることができた
先程も少し触れましたが、転職活動を通して、現職場についてじっくり考えることができました。今の会社の良いところ悪いところ、今の環境の改善策など、色々模索できた良い機会だったと思います。
今の職場の良いところを活かして、今の環境を変えるためのアクションをしてみようと前向きに考えられたのは大きな収穫でした。

今後について

さて、転職を中断したわけですが、一生この会社に着いていきます!っていう気はあんまりありません。どちらかと言えば、「もう少しだけこの会社で足掻いてみようかなあ」という気持ちのほうが強いです。

もう少しだけ、具体的には今年度いっぱいは現職場で行動を起こしてみようと思います。それでダメだったら転職活動を再開し、新しい職場で頑張る予定です。

現職場でどういう事をしたのか、結果どうなったかについては、まとめられるタイミングで改めてnoteに書けたらなあと思っています。

おわりに

つらつらと取り留めもなく書き連ねてしまいましたが、転職活動をして本当に良かったと思います。
いろんなことについて考える非常に良い機会になりました。

変化することは大きなストレスがかかり、なかなか踏み出せない人も多いと思います。実際私もそうでした。
しかし、変化までは至らなくても、何かを変えようとアクションすれば新しい視点で物事を考えたり、気付きを得ることができるのではと思います。

何かに悩んだらまずは行動を、というのを私自身意識して日々を過ごせたらと思っています。