私小説に近い小説を書いている
私小説というか、ハタチくらいの頃の自分の思考を主人公に落とし込んだ小説だ。
PVは前作の1/200以下、ブックマークは1/600以下と全く読まれていない。
前作の伸びがおかしかっただけで誰にも読まれない小説を書いていた時期のほうが長いせいなのか、読まれていないことに思ったよりダメージは受けていない。むしろウケを考えずに書いてるので楽だ。
(前作は前作で2年程度ジャンル傾向のリサーチした上で書いたので、多く読まれたのはありがたかったけれど)
物好きにも読んでくれるフォロワーさんがいて、多少そちらの反応は気になるものの、だいたい好き勝手に書いていると、小説を書き始めた頃の書きたいものを延々と書いていた頃を思い出す。
多少技量がついて読む人を楽しませようと書いた小説は、自分で読み返しても楽しい。
でもこの小説は完結しても読み返さないかもしれない。
ただ私のためにだけ存在してくれればいいと思う。子供の頃に書いていた小説はもう手元にはないので、初心の代わりに持っておきたいと思う。