賞味期限
とうの昔に賞味期限が切れたクラフトビールを消費している。
まだ普通に飲めるもの、糖が食われて甘味が消えたもの、全体的にエステル香をかもし出していて危なそうなもの。
同じくらい賞味期限が切れたビールでも差があって面白い。
造り手が望まない形のビールを飲むのはちょっとした悪事を働いたような気分だ。
とはいえベルギービールなどは10年熟成させてから飲むような人もいるわけで、造り手が望まなくても決して間違いとは言い切れないのではと思う。
引っ越しで荷物を減らすために消費しているけれど、引っ越しがなければまだ数年は放置されていたかもしれないビールを飲んだ頭で、そんな言い訳のようなことを考えていた。