無印良品の家の評判と坪単価を徹底解説※実際に建てた人の口コミ

無印良品の家の評判や坪単価・値引き情報を紹介しています。実際に無印良品の家で建てた人の口コミやデメリットについても紹介しています。

無印良品の家の評判

無印良品といえば、日用品や食品、家具などを取り扱っており、最近では無印良品で初となる冷凍食品の取り扱いも始まり、これまた『美味しい!』と話題を集めています。

そして、無印良品では住宅も手掛けており、その名も「無印良品の家」と、なんとも分かりやすいシンプルなネーミングが特徴的です。

無印良品の家では、大きな吹き抜けを採用し開放感に満ちた「木の家」や、好きな場所に好きな大きさで窓を開けられる三角屋根が特徴的な「窓の家」、空間を縦に広げた「縦の家」、「陽の家」の4つの商品が用意されています。

無印良品の家の商品の中でも、特に吹き抜けを中心とした、間仕切りのない空間が特徴的な木の家は人気が高く、シンプルながらにデザイン性にも優れていますが、具体的な住み心地なども気になりますよね。

個人的な意見で申し訳ないのですが、木の家はとてもおしゃれな家なのですが、物が多いご家庭の場合は不向きなイメージですし、何より小さな子どもがいる我が家の場合だと、具体的に木の家に住むことがイメージできません、、、。

窓が大きいため、かなり配慮して家づくりしないと、外から中の様子が丸見えなのでは?といったことや、吹き抜けのため冷暖房の効率を気にされる方も多いようです。

そこで、実際に住まれている方々の評判や、住み心地などを徹底調査しました。

①30代(女性)

「築5年目を迎えます。
吹き抜けということもあり、真冬だと多少冷えが気になるところですが、シーリングファンを回せば解決します。
木の家は大きな窓に吹き抜けと開放感が感じられますし、今でも木の香りでリラックスできます。」

②40代(女性)

「木の家で建て、築10年目を迎えます。
外壁は白で、新築当初は真っ白でしたが、10年経った現在は程よく、くすんだ白色でちょうどいい感じです。
大きな吹き抜けがあるため、快適に過ごせるのか?という不安はありましたが、いざ住んでみると夏場の暑さや冬場の寒さはそれほど気になりません。
ただし、このあたりは個人差もあると思います。
造作の建具の不具合はあったものの、すぐに調整してくれ対応は速く、10年経った現在でも特に問題なく暮らしています。」

③30代(女性)

「無印良品の家で木の家を建てました。
性能でトップを誇っているようなメーカーではないため、換気システムや全館空調、全館床暖房などはないですが、それでも快適に暮らせています。
しかし、大きな吹き抜けのあるプランだと、冷暖房の効率が落ちてしまう部分は仕方ないのかもしれません。
間仕切りに関しては、HPやモデルハウスなどでご覧の通り、簡単な感じなため、用途に応じて工夫する必要がありますが、我が家の場合は家族の存在を近くに感じられるため、満足です。」

いかがでしょうか。

特に吹き抜けのため冷暖房の効率が気になると思いますが、実際に住まれているオーナーの方々の口コミでは、夏場の暑さも冬場の寒さもそこまで気にならないような印象を受けました。

しかし、このあたりは個人差がありますし、地域などによっても大きく異なる部分でもありますから、あくまで参考程度とお考え下さい。

無印良品の家の坪単価

「木の家」「窓の家」「縦の家」「陽の家」の4つの商品が用意されていますが、さすが無印良品の家ということもあり、どれもおしゃれな住まいづくりを実現されています。

無印良品の家の坪単価としては、60万円台~と大手ハウスメーカーと比較すると、若干坪単価が安い印象を受けます。

仮に、坪単価を60万円とし、40坪ほどの大きさの家を建てるのであれば、2400万円の費用が必要だということになります。

しかし、坪単価はあくまで目安で、標準プランに、必要なオプションや屋外付帯工事、外構費用などを含めると、実質的な坪単価としては80万円ぐらいは必要かもしれません。

そこで、無印良品の家で建てる場合に、具体的にどれぐらいの坪単価が必要なのかを徹底調査しました。

①30代(女性)

「木の家で見積りを取ったことがありますが、20坪弱の家で、多めに見積もってもらい2500万円ほどの見積り額でした。
贅沢な仕様にしたわけでもなく、抑えてそれ位だったので、無印良品の家の価格帯が高いことを実感しました。」

②20代(女性)

「30坪ほどで希望を伝え見積りをお願いしましたが、木の家と窓の家の総額は、約2500万円~2700万円程度と高額でした。」

③30代(男性)

「無印良品の家、窓の家で建てました。
地盤改良、建設費、無垢床や床暖房など必要なオプションも含め、坪単価は75万円ぐらいでした。
ちなみに、設備などコストダウンできる所はしましたが、その分、統一感を出すために無印良品の家具を採用しました。」

④40代(女性)

「坪単価ですが、地盤改良工事、無垢の床材(外注)、トクラスのキッチン収納、靴箱、ウッドデッキ、カーテン、スタッキングシェルフなどを含め83万円ほどでした。」

いかがでしょうか。

やはり無印良品の家ということで、実質的な坪単価は70万円台~80万円台が平均的な相場といえそうですね。

ただし、オプション次第で値段が大幅に高くなってしまうこともあるので、坪単価は参考程度とし、実際に見積りを取ってみて、総額でどれぐらいかかるのかということを知っておく必要があります。

ちなみに、無印良品の家のシンプルなデザインの家は好きなものの、予算の関係上、『地元の工務店で無印良品の家をイメージして建ててもらった!』といったケースも少なくないようです。

▼無印良品の家しか検討していない方は要注意!▼

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無印良品の家に値引きはある?

無印良品の家の価格帯ですが、ローコスト系のメーカーよりは高いものの、大手ハウスメーカーよりは安いと言われています。

ハウスメーカーによっては一切値引きが行われていないところもあるため、値引き交渉をされる前に、ある程度の情報収集は必要になってきます。

ここでは、無印良品の家の値引き事情を徹底調査しました。

①30代(男性)

「無印良品の家で建てました。
基本的に値引きはしないので、どこで契約されても同等の価格帯になるのではと思います。」

②20代(女性)

「無印良品の家ですが、基本的に定価で販売されているため値引きはないです。」

③30代(女性)

「無印良品の家は、一切値引きがありません。
よく大手ハウスメーカーなどでは施主と営業マンの駆け引きがあり、値引き額に影響を与えることもあるようですが、無印良品の場合は、もともと値引きがないので、駆け引きなども必要なく楽でした。」

いかがでしょうか。

無印良品の家はフランチャイズのため、工務店次第によっても値引き額が異なるのかと思いきや、もともと値引きを行わない方針を貫いているため、対応は一貫しているようです。

しかし、無印良品の家では、時々キャンペーンが開催されるため、その期間中に契約すると通常よりもお得に契約することができるようです。

「無印良品の家ですが、年に何回か家づくり応援フェアというものが開催されており、無印良品の家具を30万円分プレゼントしてくれました。」といった口コミもありました。

残念ながら、現在はこのキャンペーンが開催されていないのですが、調べてみると不定期に年に4回ほど行われているようですから、上手くキャンペーンの期間を利用することで、通常の期間よりもお得に契約することができます。

無印良品の家のメリット

ここでは無印良品の家で建てる場合のメリットについて考えてみました。

メリット1:間取りが自由!

無印良品の家ですが、「永く使える、変えられる!」がコンセプトとなっています。

新築時はまだ子どもが小さかったものの、10年後、さらに20年後には生活スタイルなどもガラリと変わってしまい、今までの間取りでは生活しづらくなってしまうというケースは非常に多いです。

無印良品の家では、SE構法が採用されており間取りの自由度が高いといった特徴があります。

そのため、子どもの成長に応じて子ども部屋をつくることも可能ですし、子ども達が独立し家を出ていった後には、不要になった2階スペースの壁を取ることで、開放的な大空間を演出できるなど、暮らし方に合わせて間取りが自由に変更できることは最大のメリットだと思います。

実際に無印良品の家のオーナーさんからも、「SE構法のため、内部の柱が少ない造りとなっているため、間取りの面で制限がかかることもなく、自由に間取りを決められました。」などの声もあがっています。

メリット2:標準仕様で長期優良住宅に対応!

全ての無印良品の家というわけではありませんが、木の家や窓の家に関しては、標準仕様で長期優良住宅の認定基準に対応されているなど、仕様の面でも優れています。

もちろん、標準で対応されていますので、追加料金は一切かからず、長期優良住宅仕様で建てることができるのは嬉しいポイントですね。

いかがでしょうか。

無印良品の家はデザイン性の高さをはじめ、SE構法ゆえ柔軟に間取りの変更にも対応可能なところは大きなメリットとなります。

しかし、メリットがある反面、デメリットというものが存在しますので、メリットとデメリットの両面を踏まえた上で検討されるといいですね。

無印良品の家のデメリット

ここでは、あえて無印良品の家で建てる場合のデメリットについて考えてみました。

デメリット1:坪単価が高い!

無印良品のモデルハウスなどを見ると、どれもオシャレで惚れ惚れしますが、少々価格が高そうな印象を受けます。

HPには、木の家や窓の家の本体価格が記載されており、その価格を見る限りでは意外と価格が抑えられているような印象を受けるのですが、注意しなければならないのは、記載されているのは本体だけの価格ということです。

そのため、家を建てるために必要な地盤改良費や付帯工事費の他、オプション費用などは含まれておらず、これら全て含めた坪単価は80万円程度はみておく必要があります。

仮に坪単価を80万円とし、35坪ほどの大きさの家を建てる場合の費用は2800万円ということになります。

実際に、坪単価60万円程度を目安にしていたものの、建設費や地盤改良費、必要なオプションなどを含めた坪単価が75万円ぐらいになったなどの体験談もありましたので、無印良品の家を選ばれる場合は、ある程度予算に余裕があった方がいいようです。

デメリット2:冷暖房の効率が落ちる!

無印良品の木の家は、大きな吹き抜けが特徴的で、とても開放感がありますが、その反面、冷暖房の効率を心配されたり、冬の寒さが気になるのでは?と不安に思われる方も少なくないようです。

実際に吹き抜けということもあり、「冷暖房が効くまでに多少時間がかかってしまう、、、。」といった声もあがっています。

さらに、リビングにスケルトン階段を採用されている方からは、「階段に壁がないぶん寒く、暖気や冷気が移動しやすい、、、。」といった声もあがっています。

その他には、無印良品の家はフランチャイズシステムを取っているということもあり、施工は加盟店次第なところがあり、施工が雑すぎて、トラブルに発展してしまうなどのリスクも伴います。

そして、全国展開されているわけではないため、施工エリアが限られてしまうこともデメリットとしてあげられますし、アフターサービスに関しては、定期点検が行われているものの、引き渡しから10年間と、大手と比較すると期間が短いため、アフターの充実度は低いようです。

いかがでしょうか。

無印良品の家の評判で多くの方があげられているように、坪単価が高いことが最大のデメリットではないでしょうか。

そのため、無印にこだわらなくても、地元の工務店などに依頼した方が、無印のデザインに似たような家を安く建てることもできると思いますが、もちろん無印で建てるとSE構法ゆえ、間取りの自由度が高いといったメリットも存在するので、良い面も悪い面も踏まえたうえで選ばれることをお勧めします。

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