百年住宅の坪単価と評判を実際建てた人に聞いてみた

このページでは、百年住宅の坪単価や評判について説明しています。

これから、家を建てる方で百年住宅も検討の方は是非参考にして下さい。

百年住宅の坪単価

百年住宅の坪単価の相場としては、50万円台~60万円台と鉄筋コンクリートを扱うハウスメーカーとしては、コストパフォーマンスに優れている方だと思います。

ただし、『自由設計だとかなり坪単価が高くなった、、、。』との声もあがっていますので、自由設計住宅シリーズの場合は、最初の見積りの段階で予算がギリギリだという状態での建築は厳しく、ある程度予算に余裕があった方が良いようですね。

百年住宅のメリット

百年住宅を選ぶと、どのようなメリットが得られるのでしょうか。

そこで、百年住宅のメリットについて考えてみました。

メリット1:災害に強い家を建てることができる!

百年住宅で建てる場合の最大のメリットといえば、やはりなんといっても災害に強い家を建てることができることだと思います。

百年住宅ではWPC工法が採用されていますが、阪神・淡路大震災の際には、兵庫県内に建つ495棟の全ての窓ガラスが1枚も割れなかったことが実証されています。

さらに、記憶に新しい熊本地震の際には、23棟すべてが無傷であったことが実証されており、非常に耐震性能に優れた住まいだということが分かります。

耐震性能のほか、耐久性能や耐火性能、耐風性・耐水性能、断熱・気密性能、遮音性能、屋上利用においても百年住宅がこだわっており、世界に誇る7つの日本一を実現されています。

特に、屋上利用に関しては百年住宅だからこそ可能なものもあり、屋上庭園をはじめ、露天風呂や屋上プール、池や噴水などなど、様々な要望を実現させることが可能となります。

メリット2:保証が充実している!

百年住宅の大きな特長として、保証が充実しているということもあげられます。

百年住宅では、業界で最長となる35年保証システムが導入されています。

一部諸条件はあるものの、建物の構造体に関しては、35年間の保証が付いているため、安心して住み続けることができます。

このような長期保証を実施しているハウスメーカーは少ないため、保証の面で充実しているということは百年住宅の強みでもあります。

いかがでしょうか。

百年住宅を選ぶと、丈夫な家というイメージ通り、災害に強い家を建てることができますし、35年長期保証と保証の面でも非常に充実しているなど、得られるメリットもいくつかあります。

百年住宅のデメリット

メリットもあれば残念ながらデメリットも存在しますので、百年住宅に魅力を感じていても、少し冷静になりデメリットにも目を向けておく必要があります。

デメリット1:坪単価が高い!

百年住宅といえば、坪単価が50万~60万円程度と鉄筋コンクリートを扱うハウスメーカーとしては手が届きやすいと言われています。

そして、予算に合わせて商品を選択できるように企画住宅シリーズのほか、ライフスタイルに合わせて建てることができる自由設計住宅シリーズも用意されています。

企画住宅シリーズの場合だと融通が利かない反面、坪単価を抑えることは可能だと思いますが、自由設計住宅シリーズの場合だと、最低でも坪単価70万円~と高めです。

さらに、建築費用が高いだけではなく、百年住宅のように建物の重量が重い場合だと、その重さに耐えられるほどの地盤に補強する必要があり、その地盤改良費が高くなりがちです。

また、オプションを付け加えていくとさらに価格はあがっていきます。

特に屋上をつくるだけで、別途約200万円必要だと言われていますので、自由設計住宅シリーズは自由度が高い反面、最終的な支払い額が驚くほど高くなってしまうこともありますので、注意が必要です。

デメリット2:木造住宅と比較すると固定資産税が高い!

百年住宅は鉄筋コンクリート構造が採用されており、頑丈な造りで耐久性や耐震性能に優れている反面、鉄筋コンクリート構造は木造と比較すると、固定資産税が高くなると言われています。

実際に、百年住宅で建築された方々からも『固定資産税が驚くほど高いです。』や『自治体によって異なるとは思いますが、我が家の場合だと木造の約2倍ほどと高額です。』など、地域によって異なるものの、木造と比べて固定資産税が高くなります。

デメリット3:デザイン性だけみると劣る!

百年住宅の家は『デザインだけ見るとダサい、、、。』などと評価されることも多く、デザインの面では劣っているように思います。

外観のデザインも特徴的ですし、展示場のようなサイズ感で建てると見栄えがいいのですが、正直30坪程度で建てる場合だと、見栄えがイマイチで見た目の印象も大きく左右してしまうのでは、、、と思います。

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百年住宅の評判と口コミ

百年住宅といえば、WPC工法によって地震に強い家づくりを実現されていたり、条件つきですが最長で35年間の保証を受けることが可能など、保証面でも安心していることが評価されています。

しかし、どのハウスメーカーでもある話ですが、いざフタを開けてみると対応がいい加減すぎたり、アフターがないに等しいなど、残念なハウスメーカーも存在します。

結局のところ、ハウスメーカーというよりは、担当の営業マンや大工さんなど、建築に携わる人たちの対応や仕事ぶりが評判に大きな影響を与えているのも事実ですが、ここでは百年住宅の評判と口コミをまとめました。

①30代(女性)

「ネットde百年住宅で建てました。
クロスや床、照明、キッチン、トイレ、お風呂、ドアぐらいしか変更できず、選んだプランでは収納が不十分でした。
それでも、自由設計だと金銭的に厳しかったので、多少融通が利かない部分は仕方ないと割り切って建てました。」

②20代(女性)

「百年住宅で新築を検討している者です。
百年住宅以外に、セキスイハイムや一条工務店でも検討しました。
セキスイハイムでは同じ値段を出すならもっと豪華にできましたし、一条工務店では設備が優れていましたが、それでも百年住宅を選びました。
坪単価は高いですが、営業さん、設計さんの対応は誠実だと思います。」

③30代(男性)

「百年住宅に住んでいますが、結露などもなく建物自体には安心感がありますが、正直外観はダサいです、、、。」

④40代(女性)

「3年ほど前に百年住宅で建てました。
我が家を担当して下さった営業担当者と現場監督はすごく良い人で、わがままな要望などにも嫌な顔することなく快く対応してくれました。
聞いたところによりますと、この二人はウベハウス時代からの社員だったようですが、現在は百年住宅を退職されてしまったようです。」

⑤30代(男性)

「住んで6年ぐらいです。
床はコンクリートの上に床板が張ってあり、2階でも重い物を置いても大丈夫ですし、外壁はタイルでメンテナンス不要です。
建てて間もない頃はいくつか不具合があったものの、強風時でも家は揺れませんし、雨音もほとんどせず、家の中は静かです。
今のところ、雨漏りもみられませんが、2階にダイニングと風呂があり夏場はものすごく暑く感じるところは欠点としてあげられます。
坪単価は高く、初期投資は割高だと感じますが、安心の値段だと割り切っています。」

⑥30代(女性)

「木造住宅と比較すると、床の柔らかさは感じないため最初は違和感がありましたが、住んでいくにつれ慣れました。
湿気も気にならず、今のところ特に不便なこともなく快適に暮らしています。
建築中はよく見学に行きましたが、疑問に思ったことなどは責任者に聞くとすぐに対応してくれました。
ちなみに、1年点検の時も細かくチェックしてくれました。」

⑦40代(女性)

「今年建てましたが、営業担当者、工事責任者ともに誠実な対応でした。
人により住宅に求めるものは異なると思いますが、我が家は安心感があり、住み心地も良い百年住宅を選んだことに後悔はありません。」

いかがでしょうか。

正直、良い評判もあればその反面、悪い評判もつきものです。

ただ、ネット上では同業者による誹謗中傷なども多いため、本当に信頼できる口コミなのか?ということをしっかりと見極める必要がありそうですね。

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