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脱炭素4

脱炭素の客観評価のものさしについて

脱炭素は幅広くてやってるかやってないか他者にはわかりにくいですね。でも、法律や制度でマストなケースも出てきています。
ESG(環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance))は脱炭素界隈でも抑えた方がいい単語です。調べると相当幅が広い言葉で、LGBTなんかも含まれてきます。企業がLGBTを差別していないですよ、的な訴求もこれに含まれるということです。そこは詳しくないので、脱炭素とかエネルギーに絞り込んで書いていきます。
ESGに開示をつけてESG開示としてググってみると、いろいろ出てきます。この中で日本取引所グループが配布している「ESG情報開示ハンドブック」というのが参考になります。
概要としては、
1,いろんな投資家がいるぞ
2,投資家はPLとかBSではわからない企業活動にも目をむけている
3,その中で環境とか社会性とかがきちんとしている会社がいいという投資家も多い
4,なので上場企業は(上場企業は英語でPublic companyですから)その活動を財務諸表以外もきちんと開示したないとだめだよ
ということです。
例えば最大級の機関投資家である日本生命は

こんな感じでESGの対応を重視しています。ESG開示をしてどんなESG対策等をしているかわからないと投資融資対象にしにくい(どうもしないになったようです)ということです。
上場企業にとっては重要な課題ですね。
そのような開示のために幾つか「ものさし」が用意されています。いろいろな会社が自社の活動や課題を開示でするのはいいのですが、環境問題となるとそうはいきません。客観的なものさしで開示をしないと比較(把握)困難になります。。
ただものさしが多くて( ;∀;)
1,SBT(Science Based Targets) - 環境省※詳しくはリンクを
2,TCDF
3.CDSB
4,SASB
5,GRIスタンダード
ちょっと違うけど使えそうな
6,RE100
のようにたくさんあります。専門家になりたい人は勉強してください。
注目したいのがSBTですね。
取組んでいる会社が多いのは比較的簡単で分かりやすいから。
でも、これじゃあ中小企業にとってその開示がなぜ「問題」なのかわかりませんから、また書きます。


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