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永遠の幸せを得るための唯一の方法

インドで最も古い書物の
「リグ・ヴェーダ」には
宇宙のはじまりについて書かれています。

宇宙のはじまりは
無も有もない、
昼も夜もない、
まさに何もない状態でしたが、

唯一そこにあったのは
「源」だと言われています。

「源」だけが存在していて、
つまりは、
最初はすべてはひとつだった、ということ。


この「源」からすべてが始まりますから、

今、多くの人が耳にしている
「ワンネス」や
「すべてはひとつ」という意味も、
この「源」のこと指しています。


そして、この「源」を
「ブラフマン」と呼んだり、
「空」と呼んだりしています。


次に、
この「源」「ブラフマン」「空」から
「心」や「意識」「欲望」が生み出されました。


心や意識、欲望、つまりは
生存したい、
繁殖したい、
繁栄したいという
強い思い、強い欲望がでてきて、

やがて、
この強い欲望が
「熱」となり、
ビックバンとなり、
宇宙を生み出しました。

こうして、
私たちの目に見える世界は創り出されました。


つまりは、
今のこの現実、この世界は
そもそもは
ひとつの「源」からはじまり、
そこから「強い思い」「強い欲望」が生まれ、
「熱」となって創り出された、ということ。


だからこそ、
私たちの中には常に

ああしたい、こうしたい、と
強い思い、欲望があります、

「欲望」から生まれたのですから
「欲望」は私たちの一部です。


そして
私たちの欲望は際限がなく、
一瞬満たされて満足したとしても、

また次の瞬間には
新しい欲望がでてくる、という性質を持っていて、

それが私たちをどこまでも苦しめる
原因にもなっています。


欲望は叶っても、叶わなくても
苦しみしか生まないものです。


では苦しまないためには
どうすればよいか。


それは、

「欲望」が生まれる前の状態に戻す、ということ。


「心」「意識」「欲望」が出てくる前の状態、
つまりは
「源」の状態、

「ワンネス」「ブラフマン」「空」の状態に
戻っていくこと。


ここは「欲望」が生まれる前の状態であり
「欲望」がないため、
苦しみがありません。

永遠の至福しかない、ということ。

そして、

ヨガや瞑想はここを目指すために行いますし、
アーユルヴェーダは、
ここを目指すための
土台作り、身体づくりするために行います。

アーユルヴェーダやヨガや瞑想は
単なる健康法やストレッチ法などではなく、

私たちがこの人生を真に幸せに過ごすための
大いなる知恵です。


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