老化予防、記憶力回復、胃腸回復にも「クミンシード」

最近、お料理によくクミンシードを
使うようになりました。

クミンは、カレーを思わせる
あの強い香りのスパイスで
解毒効果の高いスパイスのひとつといわれて
アーユルヴェーダでも治療に使われます。

クミンの
大きな効果としては、

・免疫力の改善
・殺菌作用
・疲労回復
・鎮静作用
・高血圧予防
・糖尿病予防
・アンチエイジング（老化予防）
・抗酸化作用
・胃や腸に溜まったガスを分解して出してくれる
・体脂肪を減らし、コレステロールを正常値に戻す働き

などなど、たくさんあります。

アーユルヴェーダでは
クミンは苦味と辛味のスパイスになり、
ピッタ（火）とカパ（水）を抑制する作用があります。

胸やけや
身体に熱がこもっていると感じる時や、
イライラしている時、

身体がむくんでいる時や
雨の前の身体のだるさを感じている時などにも
オススメになります。

アグニ（消化の火）を高め
消化の促進、吸収を促してくれますから、

胃もたれや膨満感などを抑えてくれますし、
吐き気、胃の痛みなどにも
効果を発揮してくれます。

胃がもたれて食欲が出てこない
胃痛が続く、なんて時に
クミンティ―を摂ってみると
とてもスッキリしますよ。

【クミンティーの作り方】

・コップ1杯の水
・クミンシードこさじ1杯

１、お鍋に上記を入れて、沸騰させます。
２、色と香りがでてきたら、火を止めて蓋をしめます。
３、すすって飲めるくらいまで冷めるのを待ち
いただきます♪

1日3回飲むことで
消化力がもどりますし、
胃の不調を改善してくれます。

クミンティーは別の作り方もありまして、

１、フライパンでクミンシードを軽く炒ってから、
２、お水、または紅茶を注ぐ、

クミンシードを軽く炒ることで
香ばしくなり、より美味しくなります。

紅茶ともよくあいますので、
こちらの飲み方もオススメです。

また、
クミンは天然の鉄分サプリメントで
100g中に鉄分が11.7㎎も含まれています。

昔から多くの女性に
クミンが摂取されてきたのは
それが理由ですね。

貧血の方や妊娠中の方にもおすすめです。

また
クミン＋バナナは
不眠やなかなか寝付けない方の強い味方に
なってくれます。

クミンとバナナを一緒に摂ることで
脳内でつくられる
メラトニン（睡眠ホルモン）が増加。

寝入りが悪い方や途中覚醒してしまうなど
不眠症の改善につながります。

熟したバナナにクミンパウダーをかけて
夜食べると良いとされています。

この時、
ホットミルクを一緒に飲めば
よりよく眠れますね。

インドにいる時
ギーやクミン、ターメリックを
入れたホットミルクを
子どもに夜に飲ませているのを何回か見ましたが、
それもこういった生活の知恵ですね。

またアーユルヴェーダでは
記憶力向上や
記憶喪失の方の治療に
クミンを使用するといわれています。

クミンに含まれる

リボフラビン、
ゼアキサンチン、
ビタミンB６、
ナイアシンなどのミネラルは
記憶の向上や回復に役立ちます。

記憶力が落ちたな、と思う方や
勉強などで記憶力を上げたい方にも
クミン、オススメです。

またインドでは食事の後に
小さじ1杯の
フェンネルやクミンシードを口の中に入れて
もぐもぐとしています。

日本でも
インドカレー屋さんなどでも見かけるアレです。

日本ではカラフルなお砂糖で
コーティングされていることが多いですが、
あれはクミンシードやフェンネルです。

食後の消化を助ける胃腸薬がわりでもあり、
口の中をスッキリさせる効果もあります。

胃腸薬がわりに、
マウスウォッシュ代わりに
家にも置いておくと
手軽で便利ですので、
クミンはオススメのスパイスです♪

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