見出し画像

呼吸を調えて、自分の人生をコントロールする

アーユルヴェーダやヨガでは、
呼吸法を
「プラーナーヤーマ」と呼びます。

「プラーナ」・・・気
「アーヤーマ」・・・コントロール。


呼吸法は、
単なる丁寧に吸って、吐いてを繰り返す
ものではなく、

「気」のコントロールによって、
身体と心をコントロールしていくもの、
ということになります。


アーユルヴェーダでも、
呼吸を整えることは
ドーシャのバランスを整えることにつながる、
と考えていて、とても大切にされています。


たとえば、
悩みや不安、怒りがある時には、
知らず知らずのうちに呼吸が乱れたり、
浅くなっているものですが、

そういった自分の呼吸の状態に気づくことで、
今の自分の身体や心の状態に
気づくことができます。


また、
​特にこれといった具体的な悩みや問題もないのに、
なんだかモヤモヤとして
スッキリしない時もあると思います。

そんな時は
「カパラバティ呼吸法」は
いかがでしょうか?

カパラバティ呼吸は

腹筋や横隔膜を鍛えて、
肝臓や腎臓、胃腸などの内臓の
強化もしてくれますし、

血行も良くしてくれますから、
冷えた身体も温まります。

鼻孔の浄化作用もありますから、
鼻詰まりや
鼻炎の方にもオススメです。


またストレスの解消や
エネルギーの解放にもつながりますので、


疲れやイライラの溜まっている時などに行うと
プラーナの通りがよくなり、
気持ちがスッキリします。

緊張感も解いてくれますので、
大事なお仕事の前やプレゼン前などにも
オススメです。


カパラバティ呼吸法を
行うタイミングは、必ず空腹時に。

空腹時であれば、
いつでも良いですが、

朝であれば
起床後に白湯を飲んで、
トイレに行った後がベストなタイミングです。


またカパラバディ呼吸法を行った直後も
すぐに食べないように。


呼吸法で使った横隔膜と腹筋を
しっかりと休ませてから食事を。



【カパラバティ呼吸法】

1、安楽座蓮華座などの姿勢で楽に座って、
自然に呼吸を行います。

2、下腹部に意識を集中させて
両方の鼻から息を吸って、お腹に空気を入れ、
膨らませます。

3、 口を閉じて、
腹筋に力を入れて、
鼻から「シュッ」と音が出るぐらい強く短く息を吐いて、
お腹を内側にへこませます。

4、その次の吸う息は自然に入ってくるままに。

5、 この「吐いて」「吸って」を
リムズよく、1、2秒で1回行う速さで行います。

これを8〜10回繰り返して、
最後に深い呼吸をして、
これを1ラウンドとカウント。

だいたい、3~5ラウンド続けます。

※文字だけでは分からない方は
youtubeなどで「カパラバディ呼吸法」で調べてみてください。

終わると、
身体はポカポカに温まりますし、
頭はスッキリクリアになって、
いつの間にか、
心は落ち着いていることに気づきます。


モヤモヤやイライラが止まらない時、
眠気を覚ましたい時、
悩みや頭を離れない時
緊張を解きたい時
などなど、

カパラバティ呼吸法、行ってみてください。

呼吸で、
心の状態をコントロールできる、という感覚が
つかめると思います。

そして、掴めたら
それを繰り返して、習慣にしてみてください。

そうして
呼吸によって
自分の感情や思考をコントロールできるようになれば

それは
自分の人生をコントロールできるようになる、
ということになります。

明日もどうぞ素敵な1日を!

*************************************
アーユルヴェーダ専門サロンMyCocoon
https://my-cocoon.biz
*************************************
※年内の店舗のご予約はいっぱいになっております。
ご希望の方はオンラインコースをご利用くださいませ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?