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アーユルヴェーダの知恵

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5000年前から続くアーユルヴェーダの生きる知恵を日々まとめています。何かに迷った時のヒントになったら嬉しいです。
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2021年7月の記事一覧

体験をして、体感をして、納得しなければ、本当の意味で執着を手放すことはできない

体験をして、体感をして、納得しなければ、本当の意味で執着を手放すことはできない

何かを目標に頑張ることはとっても大切なことですが、

結果に執着しすぎてしまうと、

私たちは目の前に起きる出来事や、
人をコントロールしたくなるもので、

そして、
何かをコントロールしようとした瞬間から、
私たちの中に苦しみや苦悩が生まれます。

コントロールをしたい、は

今のこの状態を変えたい、
つまりは、
今のままでは十分ではない、

という心の状態(あり方)から来ているもので、

足り

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あらゆる問題を解決してくれる、シンプルな方法

あらゆる問題を解決してくれる、シンプルな方法

生きていく上で
大切でことのひとつは

安心と穏やかさ

だと私は思っています。

どれだけお金が手に入っても
欲しいものが手に入っても、
それだけでは
幸せは手に入りません。

実際、
お金や世間的な成功を手に入れても
幸せではない方が
たくさんいますし、

人間関係で悩む時も原因は同じで、

結局は
自分の内側に安心や穏やかさがない人は
誰と一緒にいても
幸せになることが難しくなります。

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体内に蓄積されたアーマ(不純物)を浄化し、元のドーシャバランスに戻していく「パンチャカルマ」

体内に蓄積されたアーマ(不純物)を浄化し、元のドーシャバランスに戻していく「パンチャカルマ」

アーユルヴェーダの治療法に
パンチャカルマ(完全浄化療法)があります。

パンチャ=5つ
カルマ=行い

5つの治療法。

これらを各自の体質に合わせて
治療を組み合わせ、

体内に蓄積されたアーマ(不純物)を浄化し、
身体を元の完全なドーシャバランスに戻していきます。

私たちは日々、
添加物、農薬、薬、
食べすぎ、自分に合っていない食事、
などによって

体内にアーマ(不純物、未消化物)を溜め

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今がどんなに大変でも、幸せに前向きに生きる智慧は自分の中にいつもある

今がどんなに大変でも、幸せに前向きに生きる智慧は自分の中にいつもある

アーユルヴェーダでは
ガンや不治の病も治せるのか、という話題が
よく出ます。

ガンや不治の病だけでなく、
アレルギーや不眠や鬱、不安症、などなど

いつまでこの症状が続くのだろう、と
先が見えず、
気持ちが落ち込んでしまいそうな病はたくさんあります。

その時は先の希望が見えず、
絶望感に襲われることもあります。

ただ、
アーユルヴェーダでは
単に病気を治することを目的にはしていません。

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アーユルヴェーダの究極の浄化食・伝統の滋養食「キッチャリ―」

アーユルヴェーダの究極の浄化食・伝統の滋養食「キッチャリ―」

施術後、施術前に
食べていただくことの多い
インドのスパイス粥、キッチャリ―

キッチャリ―は
アーユルヴェーダの究極の浄化食であり、
伝統の滋養食で

イエロームング豆とお米とスパイスを組み合わせた
インドのスパイス粥になります。

なぜ浄化食、滋養食といわれるかというと
キッチャリ―は
アーユルヴェーダの3つのドーシャ
(ヴァータ、ピッタ、カパ)
のバランスを取り、

身体と心のバランスを調え

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何かを手に入れても、入れなくても、結局は何も変わらない

何かを手に入れても、入れなくても、結局は何も変わらない

私たちの日々は、
良いことも悪いことも、
いろいろなことが起きますが、

いつだって、
自分の心を楽にしておくことは
私たちを自由にさせてくれます。

逆に
何事も
深刻にまじめにとらえすぎてしまう人は
自分自身を不自由にしてしまいます。

つまりは、
同じ出来事も捉え方ひとつで
私たちは
自由にも不自由にもなれるものです。

気楽でいる、ということは、
自分自身と闘わないということ。

「なんで

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認知症予防効果の高い「ゴツゴラ」。食べると 脳の神経細胞突起が6〜8倍も多くなる?

認知症予防効果の高い「ゴツゴラ」。食べると 脳の神経細胞突起が6〜8倍も多くなる?

自分自身の老化、
親が認知症、
周りの人の老化や認知症が気になり始めた、
という方も少なくないと思います。

アーユルヴェーダには
「ラサーヤナ」という
「強壮法」若返り法があります。

ラサーヤナは、

体と心を強くして、
免疫力、オージャス(生命力)、活力、
決断力、意志の力を高める働きをし、
感覚器官の働きも強化します。

その結果、
一生を通して健康でいることができ、
心も満たされ、
若く

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思考を止める時間を増やすことで、ストレスは大幅に解消され、集中力や幸福感は大幅にUPする

思考を止める時間を増やすことで、ストレスは大幅に解消され、集中力や幸福感は大幅にUPする

私たちは1日の多くの時間

あれどうしようかな?
これどうしようかな?

と、悩んでいることが多いです。

でも実は、
悩んでいても、答えなどでないことばかりで、
答えがでないから、悩んでいます(笑)

「答えが出ないから、悩んでいる」

ということは、
このまま引き続き
考えても、悩んでも

「答えは出ない」

が、答えになります。

では、どうしたら良いか。

それは、
「考えない」

私たち

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慢性的な体内の炎症は多くの病気のきっかけになる。5つのスパイスで体内の炎症を抑える

慢性的な体内の炎症は多くの病気のきっかけになる。5つのスパイスで体内の炎症を抑える

慢性的な体内の炎症は、
多くの病気のきっかけになります。

体内の炎症は、
体内に侵入してきた菌やウィルスから
身体を守るための白血球による正常な反応ですが、

この炎症が悪化してしまうと
がん、糖尿病、心臓病などを発症しやすくなります。

この炎症を悪化させる食事としては、
加工食品や食品添加物、
農薬、精製された食品などなどがあります。

もちろん
すべてを避けることは難しいですが、

日常的

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自分自身を徹底的に生きることが、結果的に、相手も全体も幸せにする

自分自身を徹底的に生きることが、結果的に、相手も全体も幸せにする

私も岡山に移住をして10年目。
時が経つのは早いです♪

移住した当初から仲良くしていただいている
10年来の友人と
今日は久々にゆっくりとお話ができました。

毎回、
大切な気づきをたくさんくれる友人ですが、
気づきの一つを書いておこうと思います。

私たちは、
本来の自分で生きていくことが
魂の願いでもあり、
それをしたくて生まれてきた、ともいえます。

ただ、
小さな頃から社会に適応するため

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幸せを大きく左右する腸内環境。アーユルヴェーダ的、腸内環境に良い薬草

腸内環境の大切さは
ここ数年、言われ続けていますね。

健康や美容のためにも
腸内環境が良いことは重要ですし、

今などは特に、
免疫力を高めておくためにも
腸の状態が良いことがとても大切になります。

また、
「腸は第2の脳」などと言われるくらい、
腸の状態は
私たちの心や感情も左右してきます。

たとえば、
幸せホルモンと言われるセロトニンも
90%は腸で作られますから、

イライラしたり、

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自分も周りも自由に幸せにするために「不足感」からはじめることを止めてみる

自分も周りも自由に幸せにするために「不足感」からはじめることを止めてみる

私たちは、生まれる時に
母子一体(全体)から
分離した感覚を強烈に味わうことで、

そこから孤独感、罪悪感、自己否定感、
つまりは「不足感」を感じます。

そして成長とともに
周りと比較をしたり、

そして成長とともに
周りと比較をしたり、

親や先生などの
周りからの言葉や価値観の押し付けによって

不足感はどんどんと膨らんでいって

それをもとに
私たちはあらゆる問題を創り出します(笑)

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