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アーユルウェーダセルフケア

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2020年12月の記事一覧

極端にはしらず、偏りすぎず、バランスのよいところでキープ

極端にはしらず、偏りすぎず、バランスのよいところでキープ

ヨガのアーサナ(ポーズ)を
保つことの大切さと同じように、

日ごろから身体と心のバランスを保つことの
大切さを最近は特に感じます。

極端にはしらず、
偏りすぎず、
バランスのよいところでキープ。

たとえば、

食べすぎたりすると、
胃がもたれたり、
次の日まで疲れがとれなかったりしますし、

食べなさ過ぎれば、
気力がでなかったりします。

働きすぎれば、
疲れが溜まるだけでなく、
家族や友

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なかなか取れない疲労感、神経痛、筋肉のこわばりに

なかなか取れない疲労感、神経痛、筋肉のこわばりに

なかなか取れない心身の疲労感
神経痛や、
手足の震え、関節の痛み、
筋肉のこわばりなど、

年齢を重ねると
こららの症状に悩まされたり、

今のような寒い時期は
じわじわと、
これらの症状が出てくることがあります。

もちろん原因、
要因はひとつではなく、
いろいろ考えられますが、

アーユルヴェーダでは
ヴァータの増加がひとつの大きな原因と考えます。

年齢とともに、
ヴァータが増加し
消化力が

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何事も偏りすぎず、身体と心の心地よさを優先に

何事も偏りすぎず、身体と心の心地よさを優先に

クリスマス〜年末年始は、
何かと食べる機会が増えますから
食に関して考えさせられることも増えます。

最近は
ヴィーガンやベジタリアン、
フルータリアンなど

自分に合った食生活スタイルを
選んでいる方が増えています。

その中には
動物性の食品を極端にとらず、
野菜や玄米だけをいただくという
食事方法の方もいらっしゃいます。

ただ、
白米ではなく玄米を選び
乳製品や動物性食品を極端に避けてしま

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深くてゆっくりな呼吸は、人生を豊かで安定したものにしてくれる

深くてゆっくりな呼吸は、人生を豊かで安定したものにしてくれる

私たちの人生を
大きくコントロールしている
もののひとつに

「呼吸」

があります。

だから日本だけでなく、
世界中の先人たちが「呼吸」の大切さを
私たちに伝えています。

呼吸が深い人は、
豊かで幸せですし、
呼吸が浅い人は、
不安や心配、悩みなどに囚われやすくなります。

そもそも呼吸をする理由は
身体の細胞が酸素を必要としているから、です。

身体の中でも
一番酸素を必要している部分、

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あ〜、食べ過ぎてしまったなぁ、、と思ったら

あ〜、食べ過ぎてしまったなぁ、、と思ったら

アーユルヴェーダの
古典医学書である
チャラカサンヒターには

「生命に命を与える食物も、
不適切に取り入れたならば害をなし、

生命に害となるはずの毒物も、
適切に用いられたならば
不老長寿の妙薬となる」

とあります。

私たちは
ついつい食べ過ぎてしまったり、
今の自分には必要ないと思いつつも
食べてしまったり
することがあります。

そんな時には、
なんとなく身体が重たくなったり、
気分が

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身体と心に安定感を与えてくれるもの

身体と心に安定感を与えてくれるもの

ヨガを行う上でで大切なことは
単に身体が硬いとか、
柔らかいではなく、

そのポーズができるとか、
できないとかでもなく、

身体と心が安定していて、
快適な状態をつくること。

そしてその過程で、
今の自分の心や身体の状態や変化に気づいていくこと。

身体が安定し、
身体のどこにも無理がなく、
力みもなく、
努力もいらず、
呼吸や心の動きの邪魔をしていない

まるで
身体を忘れてしまうくらいのこ

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もっと力を抜いて、リラックスして毎日を過ごすためには

もっと力を抜いて、リラックスして毎日を過ごすためには

自分の中にある
「自分はこうあるべき」という思い込みや、

「社会で生きるためにはこうしなければならない」
という思い込みを取り払うと、

自分は特別な何かでなくて良いし、

頑張って
何かを手に入れようとしたり、
何者かになろうとしなくても良いことに気づきます。

こうなった時に、
私たちは
「今に生きる」という感覚が
腑に落ちますし、

「大丈夫なんだ」と
全てを信頼して、
「今だけを生きる」

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足元を温めることであらゆる問題が解決する

足元を温めることであらゆる問題が解決する

最近は、
すっかりと寒くなってまいりましたので、

オンラインコースを受けていただく際は
事前に「足浴」などで足元を温めていただくことを
オススメしています。

私たちは日中、身体を動かさずに、
PC作業や携帯いじりばかりしていると、

頭ばかりにエネルギー(熱)がいき、
足元にはエネルギー(熱)がいかなくなります。

頭にエネルギー(熱)がいき、
下半身にエネルギー(熱)がない状態が続くと、

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「なにもしない」は「何かする」よりも はるかに難しい

「なにもしない」は「何かする」よりも はるかに難しい

人と会うこと、
連絡を取り合うこと、

人から認められたい、
評価を得たいと思うこと、

人から称賛される自分でありたいと思うことは

誰にでもあることだとは思いますが、

その根っこにあるのは「不安」です。

私たちはそんな不安を抱えた自分と
向き合いたくないので、
外側の世界で気を紛らわそうとします。

もしかしたら、
それはSNS投稿かもしれないし、
仕事かもしれないし、
子育てという形にな

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体調悪いな、風邪ひきそうだな、と思ったら

体調悪いな、風邪ひきそうだな、と思ったら

今年も残りわずかですが、
不安になるようなニュースが多いですね。

急に寒くなり体調も崩れやすい時で、

​風邪、喉の痛み、鼻水、
疲れやすい、だるい、頭が痛い、
などなどの症状は増えるものですから、
どうぞあまりナーバスになりすぎませんように。

そして、そんな兆候があるときには、
早めに対処しておきたいですね。

アーユルヴェーダではアーマ(未消化物・毒素)の
蓄積によって
これらの症状が出る

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オージャス(生命エネルギー)が低下していませんか

オージャス(生命エネルギー)が低下していませんか

アーユルヴェーダでは、
オージャス(生命エネルギー)が
減少しているとき
次のような症状がでてくると説明しています。

●不安、イライラ
●前向きな考えができない
●恐れの気持ちがでてくる
●思い悩む
●憂鬱になる

●体力が落ちる
●疲労感が抜けない
●感覚機能が不調になる
●免疫力が下がる

などなど。

逆に
オージャス(生命エネルギー)に
あふれているとき、
私たちの心と体の機能は調和し、

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自分の性質・資質、価値観・思い癖を理解しておけば怖いものがなくなる

自分の性質・資質、価値観・思い癖を理解しておけば怖いものがなくなる

私たちの人生は、
起こることが起きているだけで、

それをどう受け取るかは
自分次第で変えられる、というのが
真理だと思います。

どれだけ大変なことが起きて

「なぜ、私だけがこんな目に」と思うのも自分次第

「大変だったけれど、大きな気付きも学びもあった」
と思うのも自分次第。

そういう意味では
起きる出来事は人それぞれですが、

受け取り方は
全部自分で決めることができるのですから、
世の

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だるい、やる気がでない、鬱っぽい、には

だるい、やる気がでない、鬱っぽい、には

コロナの影響で、
人と会う回数も減り外にでる回数が減ったり、
リモートワークなどで、
家にいる時間が増えたり、

それでいて、ストレスや寒さで
甘いものや脂っこいものが欲しくなり、

その欲求に従って食べていると、

なんとなく眠い、だるい、
やる気がでない、
動きたくない、

身体が重い、
頭が痛い、鼻水が出る、
などなどの症状がでやすくなります。

心身ともに
カパの「重」の質に傾きやすいため

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この時期のウィルス対策にもオイルうがいを!

この時期のウィルス対策にもオイルうがいを!

オイルうがいの
有効性が改めて見直されているので、
再度ご紹介。

インドの政府の中で
代替医療を推奨しているAYUSH省がありますが、

AYUSH省は
コロナウィルス感染症に関しても
オイルプリングを勧めています。

オイルプリングの
「プリング」は、引っ張り出すという意味で
「ガンドゥーシャ」とも呼ばれます。

オイルが口の中の細菌を引っ張り出し
外に排出する役割をしてくれるため

さまざま

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