
よく聞く「人生のターニングポイント」ってなんだろう。
進学。
出産。
結婚。
転職。
「ライフイベントの変化」が
人生のターニングポイントになった
という人もいるだろう。
じゃあ、
「日常」の中にターニングポイントは
ないのだろうか。
当たり前に毎日は、続く。
よっぽどのことがない限り、
今日も明日もほぼ同じことの繰り返し。
だからこそ、
「思い込みが外れた瞬間」に
見えている世界が変わることもある。
徐々に変わるのではない。
「くるり」と、
オセロのようにひっくりかえるのだ。
SNSは思い込みを「強化」する?!
「あの片づけがターニングポイントだった」
3年前に片づけサポートに伺った方と、
久しぶりにお会いした。
当時、
「捨てるものはないか」
「片付けるべきところはないか」
など「2年以上」困っていたけれど、
「4時間の片付けで解決した」と、
嬉しい声をくださったのを覚えている。
片づけで良くありがちなのが、
「こうでなければならない」という
SNSの情報に振り回されること。
例えば、
「片付けが終わったら、〇〇する」
などの目標を立てよう、と良く言われる。
実際には、
「片付けが終わらなければできないこと」と
「片付けが終わってなくてもできること」
があるのだ。
収納用品を買うのは、
中に収納するものを厳選してから。
一方で、
リビングにお花を飾るのは
片付いていなくても、できる。
もちろん、
「ちゃんと片付けてから飾りたい」という
気持ちもわかる気がする。
「片付いていないのに、
お花なんか飾っていいのかな」
「そもそも今は専業主婦で、
自分でお金を稼いでいるわけじゃないし
お花を買うなんて」
そんななんとなくの「後ろめたさ」から
「まずは片付けだ!」と思い込んでいる人も
多い気がする。
思い込んでいるからこそ、
自分で気づくはずが、ない。
日常の中で「思い込みが外れた瞬間」は、
人生のターニングポイントになりうる。
「見えていた世界が狭かった」
「そんなこと考えたこともなかった」
そんな気づきがあった瞬間、
現実が変わるのだ。
思い込みに気づいた人に待っている「未来」。
思い込みに気づき、
「呪縛」から解放された人ほど、
自分の意思で現実を変えていくものだ、
と改めて感じます。
こちらから「何かしましょう」
なんて言わなくても、
どんどん精力的にチャレンジしていく。
そんな姿をたくさん見てきました。
「なんとかひとりでどうにかしなきゃ」
そう感じている人ほど、
無限のぐるぐる思考にハマってしまうのでは
ないでしょうか。
私自身、
ひとりで3年間片付けた経験があるので
その気持ちはわかる気がします。
これからは個人事業主として
活動してきた形とは違えど、
「ターニングポイントになれる
きっかけ」を提供できる人であり続けたい
と思います。
くるり。