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「心を使う」と「心が使われる」の違いが、運命を左右する

気。

先日、祖母が亡くなった。人が亡くなるのは、寂しいものでありますが、不思議さを感じます。

昨日までは、身体が動いていたのに。昨日までは、話すことができたのに。今日は何一つ動かないのである。

ふっ、と気が抜けてしまうと身体も心も動かなくなってしまう。ろうそくの火が消えてしまったように。

住職さんがこんなことを語っていた。

「人の命もまた花のように」

この言葉を聞いて思ったのである。

「あ〜、人間も自然なんだなぁ」

と。

人も移ろいゆく世界の中で、花と同じように、蕾から育って、大きな花を咲かせ、やがて枯れていく。その諸行無常さの中で生きているのだなぁと。

だからこそ、その一生で美しい花を咲かせたい。むしろ、私たちは皆、美しい花を咲かせるために生まれてきたのだろう。

しかし、美しい花を咲かすことができない一生を送る人もいる。ですから、少しでも多くの人が美しい花を咲かせられるようにと、宗教や哲学、そして科学が生まれたのではないだろうか。

そして、昭和の哲学者 中村天風は花を咲かせるにはどうすればいいかをこう説いている。

心を使え

と。

そして、命については、

命の本体は気である

そして、

その気に心と身体がついている

だから、心も身体も使いなさいと。

身体を使いなさいというのは、なんとなく分かる。でも、心を使いなさいというのが、分からなかった。

心を使うことは、心が使われることとは違うのである。

煩悩に心が囚われている状態

これが、心を使われていること。

ビジョンに心が向いている状態

これが、心を使っていること。

つまり、心の向いている対象物の違いで、心が使われているのか、それとも、心を使っているのか、という運命を左右する心の状態が決定されるのです。

心の対象物が煩悩であれば、その煩悩のイメージが潜在意識に沈み込んでいく。逆に、ビジョンであれば、そのビジョンが潜在意識に沈み込んでいく。

潜在意識に溜まったイメージが現実になりますから、心を使うようにしないと煩悩だけが現実になるという現象が起こるのです。

そして、この煩悩に囚われている心から抜け出すことができないため、悩んでいるのである。

では、

どうすれば、心が使えるようになるだろうか?

それが、

中村天風著「幸福なる人生」に書かれているので、興味のある方は是非、読まれることをお勧めします。

また、このノートでも、他の哲学者の教えと絡めながら、書いていきます。(一日の分量では書ききれません。。。)

心を使う。

私は中村天風の教義を参考にしつつ、自分の言葉を心に介入させ、心の方向性をコントロールしていくことを日々やっております。

心が沈んできたら、何度も何度も明るい言葉で煩悩を打ち消していく。これを、やるだけでも心が前向きになりますので、是非、やってみてくださいね。

“心の対象物は何ですか?”

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

今日も幸せな一日になりますように。

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