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そんなわけで、アトリエをひらいています②~男の子育児・凸凹・HSP/HSC~編

長男と2歳5か月離れて、次男が誕生しました。またまたかわいい男の子。長男の赤ちゃん返りはありませんでしたが、コミュニケーションの難しさや、こだわりの強さがありました。1人目でわからなかったとはいえ、本当によくやっていたなぁと自分でも思います。

年少から通い始めた幼稚園は、幸運なことにバスで通園できる範囲のところにシュタイナーを取り入れた園を見つけ、のびのびゆったりと保育していただきました。お友だちや先生のやさしさに支えられ、園生活を送りました。

年中の2学期末に、発達検査を受けないかと担任の先生と園長先生からのお話。わが子を見ているだけではわかりませんが、集団の中で見ている先生がそう感じられるのなら、と療育機関で新版k式発達検査を受けました。

また、年長後期の半年間は、療育施設に月1回通うことになりました。この頃たまたま書店で手にした佐々木正美先生の「アスペルガーを生きる子どもたちへ」を読んで、まさに長男のことだ!と思い至り、わたしたち親の長男への理解が少し深まりました。

長男年長の年に、次男が入園し、2人でバスで通園する姿は本当にかわいく、長男も頼もしいお兄ちゃんをしてくれていました。

次男は、長男がわたしのお腹に忘れてきたものを全部拾って生まれてきたんじゃないかと思うぐらいで、長男とはまた全然違うタイプの男の子です。入園前は偏食があり、カリカリした食感のものしか食べられなかったり、嗅覚も異常に敏感で耐えられない、ふわふわした感触のものがすき、新しい環境に慣れるのに時間がかかる、など、後から本で知りましたがHSC(人いちばい敏感な子)だと思います。

そして、次男のHSCを機に気づいたことが、わたしもHSPだということ。HSPにも色々なタイプがあるみたいですが、わたしは人に合わせすぎて疲れてしまう、一人の時間が必要、マルチタスクが苦手、人込みや商品がたくさん並んでいるようなところは苦手、大きな音にびっくりしすぎる、などがあります。子どもたちと入浴中に夫が帰ってきて「ただいまー」とドア越しに言われただけでも飛び上がるぐらいびっくりします。

長男が年中、次男が2歳5カ月(また2歳5カ月差)のときに生まれた三男は本当に癒しの存在でしたが、赤ちゃん時代はお兄ちゃんたち二人に手を焼いているうちにあっという間に過ぎ去ったという感覚です。

発達凸凹な長男を育てることは、もちろん気づくことや学ぶことも本当に多いのですが、やっぱり日々のストレスは溜まり、余裕はなくすぐにイライラしてしまう、そして自己嫌悪に陥る毎日。マルチタスク苦手なわたしが3人の、しかも男の子を育てるということは、相当な試練でした。

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