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#223(Re) 褒めるってな、200種類あんねん

2024.7.26.
姪が、ミニオンの映画を観に行ったらしいのだが、

黄色はスポンジボブTシャツだけど

ミニオン仕様のコーディネートになってて可愛い!笑
(しかも、ネイルも黄色と青!)
小学1年生の時の自分はこんなこと絶対してなかった。今の小学生はオシャレだなあ…。



さて、今回は「褒める」についての過去記事掘り起こし。
大人も子供も、褒められたらうれしい。

最近学んだ褒めるについてのトピックスと言えば、「褒められそうな場面を積極的に設定していく」と「どんな幼稚な言葉でもいいので心から全力で褒める」の大切さだ。

自分の褒めレベルはまだまだ低いと思うので、意識してレベルアップを図っていきたい。


◆◇◆◇◆◇

2022.12.5.
校内研修が好きだ。特に、伝達研修やアレルギー研修などの内容が決められたものではなく、先生たちオリジナルの研修。
研修の持ち方は学校によって様々だと思うが、初任校では夏休みの終盤に1日がかりで、2校目では平日の夕方に。ベテランの先生からみんなに、または若手に、という形で研修があった。

内容も様々で、「特別支援教育について」「誰でもとび箱が跳べるようになる指導」「書写の指導法」「保護者対応について」「外国語活動について」「玉3つでお手玉ができるようになる方法」などなど、多岐にわたる。



ある年、U先生という方が「学級経営について」という題名で研修をしてくださった。


★「褒める」の種類

その研修の中で、「褒める」ことについての話があった。U先生が褒めることの積み重ねで学級経営をされていること。そう、褒めるって大事。
「褒める」は色々な種類に分けられるそうだ。その時の資料は今手元にないが、確かこんな感じだった気がする↓

swingrootさんのブログより

◆成果承認:成果を褒める

◆成長承認:努力を褒める

◆存在承認:存在を認める


研修当時、私は学級経営に悩みに悩んでいて、次々にお試し行動をくり返す一部の子供たちに疲れていた。

できれば褒めて関わりたいと思いつつ、褒めるようなことが全く見当たらないんだよ…!と思っていたのだが、この褒めるレベルの3つ目、「存在承認:存在を認める」にびっくり。

これだったらできるかもしれない…と思い、実行してみた。やってみたのは、登校したときに「今日も学校に来てくれて嬉しい」という気持ちを込めて「おはよう」と言うこと。この気持ちを込めるだけで、おはようの言い方も変わってくる気がする。

そこに、ブライダル会社で培った「プラスアルファのお声がけ」をできるだけ添える。結婚式に来たお客様に「いらっしゃいませ」だけでなく「いらっしゃいませ、おめでとうございます」と、シンプルなものでいいから何か足す手法である。

「おはよう。今日はいつもより早いね。」
「おはよう。何だかあったかそうな上着着てるね〜。」
「おはよう。昨日の雷凄かったね。」
こんな感じだ。

まあ結局、それをやっても朝の会くらいには叱らなければいけない事態になるのだが、この意識のおかげでスタートは褒める(褒めているのか?)ことから始められるようになった。



★どんな風に褒められると嬉しいのか

どちらかと言えば自分は子供を褒めることが多いと思っているが、それは褒めようと思っているわけではなく、素直にすごいなと思うからである。この目線があることはとてもよいことだと思う。

これまでは意識的に言っていたわけではないので、自分が褒められて嬉しかったことを参考に、よい褒め方について考えてみる!



「自分が頑張っていたことを褒められる」

やっぱりこれをしてもらえたら嬉しい!これは、自分が緊張して臨んだ説明の後に、O先生に「分かりやすかったです」と言ってもらえたときに実感したこと。

これを子供に向けてするためには、その子が何を頑張っているかを知る必要がある。よく見て、よく話すことが大事。



「パーソナリティを褒める」

私のnoteを読んでくださったY先生やM先生が、

みゃー先生の視点がいいと思う。他の人と同じことを経験しても、みゃー先生の切り口から物事を考えているところがすごい。

みゃー先生の文章や感じ方とかに魅力を感じる。

と言ってくださった。う、嬉しくて、ジャンプしちゃいそう…!


また、音楽講師のN先生は、退職することを伝えたとき、

私ね、あなたの感性が好きなの。

と言ってくださった。授業はお任せしきりだったので、どこでそう思っていただけたのか分からなかったが、う、嬉しくて、ワープしちゃいそう…!



つまり…成果や努力以上に、自分のパーソナリティ(性格や考え方?)について褒められるのは、すごく嬉しいし印象にも残るし、自己肯定感を高める効果がある!

子供への褒め方に活用するならば…
「満点もすごいけれど、○○さんの、毎日こつこつ努力を積み重ねられるところが素敵だよね。」(これだと努力か…?)
「あの声かけができる、あなたの考え方が素晴らしいと思うよ。」
こういう感じだろうか?



ということで、褒め方分からない!という方の参考になりますように。

褒める方法って、いろいろあんねん!



蛇足

ちなみに、これまで聞いた一番面白い「褒め方の技」は、
「子供のやっている動作を2回言うと、褒め言葉みたいになる」
である。

机間指導中に、
「お、書いてる、書いてる。」
「開いてる、開いてる。」
「調べてる、調べてる。」
などと言う。

ね、褒めてるように聞こえるでしょ?笑



#教員エッセイ
#褒め方
#方法はいっぱいあるねん
#管理職も先生たちを褒めてくれる人がいい


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