見出し画像

七夕の願い🎋


七夕の日に彼から電話があった。


次の日に約束していたのに、

前日に会う連絡が来るのは珍しい。


なんと、

日にちを間違えていたらしい。


LINEにはちゃんと書いたのに...

それとも、わざとなのか?


そんな珍しい

出来事があった七夕の夜に

私はnoteに「キスしたい。」という

記事を書いた。



すると、

翌日、不思議な夜を迎える...


いつものように夕方、

自宅へ着いてお風呂へ入ってあがると

ご飯は出来上がる頃だった。


本当、いつも良いタイミングだ。

彼の優しさに甘えてしまう。


私はお風呂からあがると

いつもワインを開ける。


そして、そのまま

グラス片手にベランダに出て

夜景をしばらく見るのが好きだ。


その後、

いつものように

2人でご飯を楽しんで、

テレビを見ながら過ごした。


寝る前に最後の一杯を

グラスに入れてベランダへ…


雨の音や

いつもと違う

景色を楽しんだ。


机を片付けている彼は

テラスの手すりに腕をついている

私に気づき、後ろから声を掛けた。


彼「手すり、拭いてないから汚いよ?

今から寝るのに、ベランダに出たら

足が汚れるでしょ?」



私「はーーい。」と

キッチンで腕を洗った。


私「洗いましたぁ。」

彼は腕より足が気になっていたのか、

私の足を出すように言った。


私はとっさの事で少し驚いた。


お風呂場で

洗ってくるように言う時間もなく、

彼はもう目の前でタオルを持って立っていた。


彼「足、出して?」


私「...はい。」


今までこんな事なかった。

まるで外で遊んできた子供のようだ。


彼に足を拭かれるなんて

なんか恥ずかしい…。


いい歳の大人な私が

男性に足を拭かれるなんて...


でも、なんだか

珍しくドキドキした。



その夜、

また不思議な事が起こる。


彼はあまり普段、キスをしない。



しかし、

その日はベットに入ると

私の上に被さってしばらく見つめてきた。



すると左手で

軽く頭を触られて

一回、二回とキスをし、

そのまま深いキスになった。



いつもより熱いキスだった。



愛を確かめ合うかのような

私が好きなキス。



寝ている間も頭に

優しくキスされた記憶もあった。


私は彼と抱き締め合いながら

そのまま眠りにつくのが好きだ。


起きた時に同じ体勢だとより

相性の良さを感じてしまう。


そんな愛しい時間だった。


次の日、私は

彼の前日の記憶の一部が

無かった事を知った。


今、思うとやはり

七夕マジックだったのだろうか。


それとも、

そもそも彼じゃなかったのか。笑


なんだか凄く不思議な夜だった。





お洒落なカフェで 刺激的な記事を書きたい☕️