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退職したので、その理由を自分のために記録しておく

どうも、きょんです。

私は、8月2日をもって、新卒からお世話になった会社を退社することになりました。それまでは有給休暇を消化し、久しぶりにのんびりとした生活に戻ります。

職場は勉強になることが沢山あり、刺激的な日々を過ごすことができたことは感謝しかありません。しかし、自分の人生を考えたときに、これ以上在籍する理由を見出せなくなってしまいました。詳しくは後述しますが、自分の人生について思考した結果の決断です。

本noteは、この大きな決断をした自分の思考を、記憶ではなく記録しておくためのものです。決断に至った自分の考えを改めて言語化し理由を明確にすることで、自分の今の気持ちを忘れないようにするためのものです。つまり、自分の人生のためのnoteです。

赤裸々に自分のことを執筆するので恥ずかしさもありますが、よろしくお願いします。

※本noteにおける内容は大いに主観に基づいています。自分が在籍していた会社を貶めるような意図は一切ありません。ご了承ください。

1.私の人生観

人生とは、「プロセス」だと考えています。人生は何かを達成して終わりというものではなく、人が生きている限り終わりがなく続いていく流れのようなものです。その流れの中で、人は経験を積み上げながら、自己実現をしていきます。

そして、人生を構成する要素はさまざまある中で、大きく3つあると考えています。①目的②モチベーション③健康です。

①目的

目的とは、人生において「何を成し遂げたいのか」というような、いわゆる「志向性」の根幹となるところ。自分がどういう生き方をしたいのか、自分が何者になりたいのか、自分の人生を誰のために使いたいのか、十人十色のものです。目的があることで、人生におけるあらゆる行動は評価が可能となり、「意味のある人生」というものを実感することができます。

②モチベーション

人が行動をしようと思う推進力のこと。何かに取り組もうとするとき、その取り組みに対してどれだけ意欲的になれるか、というような意味合いでよく使われています。このモチベーションがあって、目的へ向かってどれだけコミットできるのかが左右されるってイメージ。

③健康

これは文字通り、心身ともに正常であることです。これはすべての土台で、健康ではない人は、その人本来のパフォーマンス出せないですからね。

つまり、人生とは、『モチベーションによって自らの健康な心身を活用し、自分の目的を達成しようとする終わりのないプロセス』のことだと考えています。

2.私の仕事観

私は、仕事は3つの考え方があると思います。①やるべきこと②やりたいこと③できること、です。

「やるべきこと」とは、自分の人生の目的に照らし合わせて、それをやらないと目的が達成できないというような仕事を指します。

「やりたいこと」とは、自分のモチベーションが非常に高く維持できる何かを指します。

「できること」とは、目的やモチベーションとは違い、自分の純粋なスキルから能力的に可能なことを指します。

これらの3つは互いに重複するところがあります。完全に独立しているモノではありません。理想としては、「やるべきこと」「やりたいこと」「できること」の3つが重なっている何かを見つけ、それに大して人生を捧げることです。

3.なぜ退職したのか?

以上の前提(長い…)を踏まえて、私は仕事を継続する意味を見出せなくなりました。どういうことか、具体的にお話ししていきます。

①仕事に意味を見出せなくなってしまった

新卒の頃から、私には人生で成し遂げたい夢(目的)があります。それを叶えるために、コンサルタントの仕事は「やるべきこと」であり、「やりたいこと」でもありました。その夢について語ると長くなるので割愛しますが、夢の実現のために、「ビジネスの仕組みを理解すること」、「現場の経営についての知見を得ること」、「経営における課題を見出すことができ、また解決策を提案できること」、それらを身に着けることが必要だと考えていました。目標としては、在籍するのは5年くらい(ちょっと事情があって…)。その期間で上記のスキルが身につくことを目指していました。

しかし、実際に仕事で担当したのは細々とした単純作業。最初はそれでも良いと思っていました。細かい作業は大の苦手なので、ミスを繰り返しながら、上司に怒られながら、それでもなんとか食らいついていきました。ただ、作業に必死になるあまり、仕事をする目的が「目の前の仕事を怒られないようにこなすこと」になっていき、自分が仕事のモチベーションを失っていることに気が付きました。なぜなら、その作業は人生の目的に対して必要なことではないからです。そんな中でも「なんとかこの場をしのげば…」と考えて仕事をしていきました。

ただ、仕事を毎朝早くから毎晩遅くまで繰り返していき、慣れない仕事に忙殺される中で、健康面でダメージが甚大になりました。詳細は語りませんが、一時期は休職を余儀なくされたほどです。ここまでして今の仕事を継続する意味ってあったっけ?という考えが常によぎるようになりました。

そんな時、入社5年目の上司がプロジェクトに私の後に配属されました。そこで驚愕したのは、その仕事が自分の仕事と大差がないことでした。「5年目でも単純作業するのか…。」と考え、このままだと期限内に目的を達成できないのでは?という危機感が常に自分に襲い掛かってくるようになったのです。

②ビジネスモデル図解制作委員会の存在

そう考えた時、「ビジネスモデル図解制作委員会」の活動を振り返ると、自分が「やるべきこと」「やりたいこと」「できること」の3つが重なっているんじゃない?と気が付きました。

ビジネスモデル図解とは、「ビジネスの仕組みを抽象化し、可視化すること」です。ビジネスを理解し、その仕組みを理解することは、この場でもできるじゃないかと思いました。

なにより、モチベーションをこれ以上なく高く維持できている活動は、自分の人生で他にありません。こんなに楽しく、自分の学びたいことが学べる環境を、なぜ今まで仕事を優先させていたんだろう。自分の人生で大事なものって何だったんだろう。色々と考えたら、止まらなくなりました。

健康を害しながら、モチベーションを無理やり維持しながら、目的が達成できるかどうかも分からない環境に身を置くよりも、確かに今ここにある委員会の活動で、自分のやりたいことを存分にやりながら、委員会に自分のできることで貢献したい。それが今の自分のやるべきことにつながっている。

そう考えが帰結したとき、もう迷いはありませんでした。すぐに退職代行サービスを利用し、退職の手続きを済ませてしまいました。退職代行サービスを利用したのは、本人が退職の意向を出すと、会社と色々話し合いとかあるのかな?と思って、その時間すら惜しいと考えたからです。

4.今後について

実際何もわかりません笑

ただ、今は久しぶりに自分がコントロールできる自分の時間を手に入れることができたので、本の図解など、またnoteの活動は継続していこうとは思っています。そして、ビジネスモデル図解制作委員会の活動は、全力で取り組みます。もう我慢する必要もないので。よろしくお願いいたします。

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