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何かの賞を狙いにいくときに、こんな間違いをしていませんか? それより圧倒的にお得なことをインフォで見る

賞を狙いに行く時の利益と損失とを考えてみます。

利点としては、
自分自身の名声をあげることができる。自分自身のブランディングになる。

損失としては、
競争率が激しいということ。つまり勝率が極端に少ないということ。
そこにかける労力が次に活かせるかどうか。

損失を考えたときに、今信頼関係にあるクライアントのコンペに参加する方が、同じ労力を使った方がよっぽど勝率があがります。

たとえば、宣伝会議賞の応募が40万通(https://senden.co/faq)だとすれば、1/400,000の確率。
つまり、0.0000025%の勝率。

三社コンペだとすれば、1/3の確率。つまり、33.333%の確率。

なので、この場合、宣伝会議賞を狙うのは、確率を考えるならば、ほぼ不可能に近いと思われます。

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あるいは、メディアなどに働きかけて、自分の持っているものがいかに社会的に価値があるか、業界関係の新聞社などにアプローチした方がよっぽど確率があがります。

このような賞を狙いにいくのに勝率があるとすれば、技術系の賞でしょうか。

普段の自分の実力が世間に対してどれだけ通用するのか、
というのを図るという意味では確率はぐっと上がると思われます。

たとえば、パティシエの賞、ヘア賞。
技術的には、レベル10の技術を持っているので、世間的な評価を確かめることです。
技術にプラスアルファで、オリジナリティ、斬新性、などを加味して勝ち抜いていくわけです。

レベル10の技術を持っているというのは、レベル9以下の技術を圧倒することになります。
レベル10の土俵に上がれる人だけで戦うわけですから、パイは少なく、勝率はぐんとあがるわけです。

上にあげた宣伝会議の広告賞は技術というよりは、
0を1にするような作業であるため、フェアな競争だと思います。
斬新で、どれだけ影響力があって、どれぐらいの人の心を動かせたか。

もちろん、広告のセオリーや広告の知見があった方が圧倒的に有利に戦いを進められるとは思います。
ただ、目の前にあるクライアントのコンペに参加することに比べたら、
その知見をどちらにプレゼンしていった方がいいか、ということです。

私が、宣伝会議賞などその手の賞に応募するときは、
むしろ課題に対して自分の社会的機能をどこまで提供することを考えてやるようにしています。

また、その賞に参加することで自分の知らなかったクライアントを知ったり、
そのクライアントの商品を通して、誰かを大切に思うことに気づいたり、と
自分のためにやっている部分が多いかもしれません。

自分の名を有名にすることを考えるならば、やはり生産性を考えると、
今のクライアントやメディアやあるいは知人などに自分の存在を知ってもらったり、信頼を得て行くことの方がいいと思います。


視点を変えて、自分の持っている技術的な信頼を得るならば、
自分の職業に関連する資格を取ることや、
自分の作品を自身のサイトなどで公開していくことです。

そして、ここからは、有料になりますが(返品OK)、その信頼をどうお金に変えていくのか、ということをさわりだけお伝えしますと___

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