四度寝したらエロゲみたいな四部作の夢を見たのでテキスト起こしてみました

■はじめに

眠すぎて四度寝したら、寝るたびに続き物の夢が見れたので文章起こしました。

※後半どんどん崩れてゆきますが細かいことは気にしないでください。

※念のため最初に言っておきますが、時間に余裕がある時に読んでください。文字数と、得られる対価は正比例してません。時間泥棒とか言わないで。

※性的表現や実在の人物に影響しそうな点など、問題がある部分は表現を修正しています。

※改めて見るとほんと後半グダグダです。
え? それでもまだ読みます?

※読んだけどつまんねーとか言われても困るから自己責任でなんとかしてくださいねほんと。
えっ?
ここまで言っても読みます?

※本当に?
どうなっても知らないよ?

■一度寝(第一部)

作者は主人公男性である「私」となり、自分が保有するマンションを売るために不動産を商う高齢女性と話を進めている。
そんな中、マンションに併設された、と言うより二階が完全に繋がっているマンションに住む一人のユミコと会う。

彼女は起伏の少ない顔つきの日本女性で、その体系もおおよそ豊満とは言えないが、細身のモデル体系と長い黒髪は充分に魅力的な美女だった。

ユミコとは飲み友達であり、昨年のクリスマスも「お互い暇だし、ワインでも飲もうよ」と私の家で酒を酌み交わした程度には、親しい関係だ。

酔ってきたのか、彼女は身の上の話を始めた。順風満帆に見える彼女も、水面下では大きな苦悩を抱えていたのだ。

彼女は不意に制服のブラウスをたくし上げ、大きな手術痕の残る腹部を見せる。
糸の残る傷は8筋はあり、彼女の臍を何度か横断しつつ、下腹部からみぞおちまで痛々しい痕を描いていた。

「私ね、この手術のためにこの街に来たの」

ユミコは深刻な表情で言う。

だが……私は感情と理解の乖離の処理が追いつかない。それどころじゃない。

なにしろ、白く美しい陶器のような肌はもちろんだが、チェック柄のプリーツスカートの隙間から覗く黒い下着と、ガーターベルトがちらちらと視界に映る。

※なんでこの人、スクールファンションにガーターベルト合わせるんだ。まあそれはそれでエロいからいいけど。

どうしたものかと思っていると、ユミコが口を開く。
「もう、落ち着いてよ」
「……いや、その、なんかチラチラしてて……これで意識するなと言うほうが、無理ってもんだ」
私の言葉に、彼女は悪戯に小さく笑うと、彼女はおもむろにブラウスを脱ぎ捨てて、下着とタイツも外してしまった。つまり裸になってしまったのである。
「……実は私……こういう流れ……きらいじゃないよ?」
ユミコは、いつもより少しだけ控えめの笑顔を見せた。

私はゆっくりと。
無限の時間に思えるほど慎重に、彼女に体重を預けていった——。

■二度寝(第二部)

ユミコは若くしてやり手だった。
住むマンションの一室は彼女の所有物だったし、観光地を旅行して回るのが普通で、生活には困っていないということだった。

彼女はマンションの3階以上に事務所を置き、会社を経営していた。
コロナ渦ということもあり会社の体制を変える必要があるため、「先日役員を降りた」と自虐的に笑いながら言った。

彼女は、会社から資材を持ち出すので手伝って欲しいと言う。長物のためエレベーターが使えず人力で運ぶ必要があり、高いフロアから持って下ろすのは大変そうだった。

それを手伝ってくれたのが、ユミコの友人であるアヤだった。

彼女は低身長で無邪気な笑顔で、明るい性格だった。肩ぐらいで揃えた明るい髪が彼女をより魅力的に見せている。
彼女もまたこのマンションに住み、ユミコとは親しい友人だった。
階段が長いためトラブルもあったが三人でなんとか資材を運び出すことができた。

また、その中で私とアヤは信頼関係を結んだのである。
その後私は、アヤから買い物に誘われる。ユミコとアヤの住むマンションの1階には土産屋が立ち並び、買い物には困らない。
買い物の中で、私はアヤという名前が偶然親友と同じであることや、彼女の好きなゲームの趣味が同じであることから、より親しい関係になる。

というより、お互いスイッチが入ってしまった。

繰り返される行為。意図的に邪魔をしてくるのかと思えるほどの客人たち。それでも二人は止まらない。
その妨害を超えて、もうなんというか数えきれないほどの三密というか三蜜を(以下略)

■三度寝(第三部)

ここで別の問題が起こる。
私はマンション売却の仲介をお願いしている業者から高額の手数料を提示された。即答しない方が良いと判断し「税理士や弁護士を交えて検討する」と伝える。

不動産業者との関係性は、悪くはなかった。

私が好きな芸能人の本を借りていたし、それをモチーフとしたゲームを借り、基にしたカードゲームの試作を依頼されていたからだ。
翌日はそれを返すついでに、彼女と一席設けようという話もあった。

そこで私は、その高額の仲介費用の問題を解決するため、強引な手段に出る。
仲介業者は古くからその土地を守ってきた、いわゆるヤクザだ。
私は彼らを挑発して違法侵入を誘導し、それを理由に先方のトップを引き摺り出してお互いの引きどころを見つける流れだ。

ここで新たな登場人物が発生する。
ユミコが追い詰められた時に、一人の青年が彼女を守った。

ケンソウという若い男性だ。

黒いスラックスに白いシャツを着ており、どこかぼんやりしていて覇気がないが、悪い人間ではない。追い詰められたユミコを庇い、下っ端から守ることに成功する。

結論として、話はうまくいった。
だがここで仲介業者から金銭的な面での説明を求められ、明日の午後8時に予定されていた一席で説明するという約束をする。

だが、ことが終わってからアヤが呟くように言うのを、私は確かに聞いてしまった。

「なんだかんだ言って、ユミコは彼が好きなんだよね」

……。

私は初めて。
ユミコにはケンソウという恋人が居ると。

……初めて知った。

なぜ彼女は私に彼の存在を隠していたのだろう。
昨日の情事は一体なんだったのか?

だが彼女は、そんな私の心情を知らないか、もしくは知っていてわざとそうしたのか。

脇をすり抜けながら。
冗談めかした笑顔で。

言った。

「……アヤの気持ち、ちゃんと満たしてあげてね」
「……」

彼女の本当の気持ちは最後まで分からなかった。

だが、彼女が葛藤を持っていたことは理解できた。
そして、それ以上の追求はできないと。

私は、解っていた。

■四度寝(第四部)

日が暮れた頃。私とアヤは出かけることになる。

シンジュクで重大なセミナーが行われるというのだ。
それに参加するため出かけることになる。

土産物を自転車に大量に乗せたアヤ、それをサポートする私。
なにを考えているのかは分からないが、ケンソウもついてくる。

会場近所のコンビニに立ち寄ると、どこかで見た弁護士のマルヤマと、どこかで見た店員のシマダがツッコミ勝負をしていた。
要は「なんでやねん!」とツッコむ手を止められるかどうかという勝負である。

※……え? 今回そんな話だったっけ?
まあいいや。

ここで事件が起こる。
私が好きで追いかけていた二次元アイドルチームの内部情報を、私が漏らしたという疑惑が社内に生まれたのだ。そのアイドルたちがファミレスで開催しているコラボカフェの情報が漏洩したという。
私はもちろん推しの娘のメニューを制覇するために通っていたため、言い訳ができる立場ではなかった。

※……なんだろう、なんでそんな話になったんだろう。まあいいや。アイドルのマスターって大事だし。

私の上司であるアリヤは、ストイックな男だった。
彼は真剣な面持ちで、出勤した私に言う。

「今回の情報漏洩は大きな問題であり、解決に協力して欲しい」と。

だが、私はもう後には引けなかった。

口頭ならと安心して、情報を漏洩したのは……

……自分だったからだ。

※……え?
私、犯人なの? え?

そこからは、二人の間で情報戦が開始された。
アリヤは私の持つ情報を全て把握しようと質問責めを繰り返す。
それを私は都度潰してゆく。

「いえ、この場所では不利です。なぜなら……無線LANのルーターが二方向にしかなく、残りの方向からの防御は手薄になるからです」

※……え?

※なに言ってるの?

※私ばかなの??

アリヤは「ふむ……」と納得する。

※え?

※あなたもばかなの?

……まあそうこうあって、コラボカフェの店員に紛れて情報を収集したり、キーを握る人物がナカノにいるらしく会いにいったらデマだったり、いろいろあって目が覚めました。
おわり。

■おわりに

最後の四度寝は不要だった。三度寝で終わらせておけば良い話だったのに。
これからは三度寝までにするとここで誓いますが、明日には忘れると思います。

ここまでお付き合い頂いた方に感謝すると同時に、時間を無駄にさせてしまったことを謝罪します。

ほんとすまんかった。
でも、たぶんまたやる。

それでは、最後まで読んで頂いてありがとうございました。

またエロい文章が書きたくなったら更新しますので、よろしくお願いします。

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※全文の著作権は卜二夕にあります。

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