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患者の減少、全壊した自宅…震災後も地域医療を支えるために。開業医が抱く、診療所を続ける上での不安【令和6年能登半島地震】


あらすじ

輪島市町野町は元々人口2千人を切り始めていた小さな町。 震災による土砂災害で一時は孤立状態にもなり、多くの家屋が倒壊した町野町では避難による人口流出も少なくなかった。

それから3ヶ月が経ち、仮設住宅も建ち始めて町に人が少しずつ戻ってきたタイミングで町野町の若手を中心に「桜フェス」という住民主体のお花見イベントが開催された。準備を進めていく中、店舗の倒壊で営業ができていない地域の飲食店の出店やパフォーマーやアーティストを呼んだステージ企画など、震災前にはなかったような町外も巻き込んだ大きなイベントとなった。

避難所での生活を終え、久しぶりの友人と催しを楽しむ住民らには多くの笑顔が。こうした準備を進めてきた「町野復興プロジェクト実行委員会」であり、町野町唯一の診療所の粟倉医院 院長の大石先生は「これからの町野にはまず『自分たちが楽しむこと』が必要」と語る。

🎥 取材先:町野復興プロジェクト実行委員会
📆 取材日:2024年 4月7日〜4月16日

◆町野復興プロジェクト実行委員会


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