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私の写真自分史

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自分史活用アドバイザー、田中むつみが「一枚の写真」から、自分自身の歴史を紐解いていきます。※ヘッダーの写真:Igor OvsyannykovによるPixabayからの画像
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#一枚の写真

こんな小春日和の日だったのか

こんな小春日和の日だったのか

こんにちは。

自分史活用アドバイザーの田中むつみです。

母を高齢者住宅に入居させて以来、空き家になって
しまったマンションに通っては、空気を入れ換え、
少しずつ整理をしています。

今日は、母の小引き出しから、こんな古い写真が出て
きました。
すっかり色褪せて、アルバムから剥がしたのか、ちょっと
ベタベタしています。
残念ながら、撮影日の記録もありません。

特に何かのイベントがあった日とは思

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2003年、世はこともなし

2003年、世はこともなし

自分史活用アドバイザーの田中むつみです。

今回の「写真自分史」は、2003年。
親子3人の外出風景・・・ではありません。

すでに私は結婚していましたから、撮影者が夫という
ことになりますね。

上の写真は、4月13日撮影。
昭和記念公園は、まだ桜が綺麗でした。

こちらは、ちょうど3カ月前の1月13日。
深大寺に来ています。撮影者は同じく、夫。

写真だけ見ていると、微笑ましい親子写真ですが・

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あれから7年。また暑い夏がきました。

あれから7年。また暑い夏がきました。

自分史活用アドバイザーの田中むつみです。

一枚の写真自分史、もう少し続けます。

最近の写真だと思っていましたが、もう7年も経っていました。
2013年の8月。
撮影場所は、富山県上市町にある大岩山日石寺。
滝行とそうめんが有名です。

私の横にいるのは、母です。
背景に見えるのは、十二支滝。涼しげです。

富山県上市町は、私の父の生まれ故郷。
父はこの年の3月、悪性リンパ腫で亡くなりました。

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ソバージュとイヤリング

ソバージュとイヤリング

自分史活用アドバイザーの田中むつみです。

モノクロの子ども時代の写真から、ググーッと時代は進みまして、
1990年代です。

退職時に会社から持ち帰ったまま、まだ整理の付いていないダンボール箱
から出てきたカラープリント。
右下に入った日付によると、撮影されたのは1991年のようです。

時代はすでに平成3年。
1980年代後半からのバブル景気が、そろそろ崩壊し始めている頃ですが、
出版業界は、

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母の実家で育った頃

母の実家で育った頃

自分史活用アドバイザーの田中むつみです。

私は昭和35年、東京出身です。
母の実家は、新宿区信濃町にあった都営住宅。
今でこそ、集合住宅に建て替えられましたが、当時は
平屋の一戸建てでした。

両親が教員で、私が生まれてすぐに母が職場復帰をしたために、
幼稚園に上がるまでは、ほぼ母の実家で育ちました。

これは、祖母に抱かれた私。生まれた直後です。
祖母は、一人で着られなくまるまで、和服で通した

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たった一枚の写真から

たった一枚の写真から

自分史活用アドバイザーの田中むつみです。

今日から、新しいマガジンを始めることにしました。
きっかけは、一人暮らしをしている母のマンションの掃除に行って
見つけた一枚の写真です。
そこには、おそらく小学1年生か2年生頃の私が写っていました。

自分史活用アドバイザーだと言うのなら、自分自身の歴史についても
何か書きたいと思っていたのですが、どこから手をつけたものかと悩
んでいた私の前に、ふっと現

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