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ブダペスト展覧会

1年振りに、美術館に行ってきました。

『ブダペスト国立工芸美術館名品展
 ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ』です。
 会場は新橋駅近く、Panasonic汐留ビルの4階です。


ハンガリーの首都ブダペストは
ドナウ川に沿った景観が美しい街並みです。
この美術館自体がとても美しい建物で、驚きました。


西洋の美術が日本人のあこがれであったように
西洋の人たちにとって、日本(東洋)とは
とても神秘的だったことが、たくさんの作品に影響しています。

西洋の人を通して見た日本文化を
巡り巡って、再び日本人の私たちが見ると
そこには西洋の香りがして、また不思議な魅力に溢れています。

とりわけ、色の美しさに心が躍りました。
並んでいる器の中から、もし一つ自分のものにできるなら
どれを選ぼうかしら。とわくわく見たりして。

いつも写真が趣味の友人たちと出かけるのですが
それぞれ、見方が違うのも面白いですね。
私は見るのが早いんです。まず、さーっと一周して。
そして、気に入った作品のところに何度も戻ってじっくり見るスタイル。

中では写真が不可でしたので、twitterで見かけた写真を拝借しましょう。

↑ 一つ頂けるなら(頂けないけど)私は右上の写真の
右から二つ目のオレンジの対になったグラスの小さい方で! 笑

↑ この真ん中の水色っぽい花器が、とても美しかったです。
白が雪のよう。心まで溶けていく感じ。

器の焼き方も、釉薬の塗り方も、色の出方も
何も知らないので、ただただ綺麗だなと見ているのですが
特にアール・ヌーヴォーの植物モチーフがすきでした。

ヤグルマギクの可憐な感じがすてきな器がありました。
その近くに、ステッキや傘の柄があって
こんなところまで陶器! なんてお洒落なんでしょうね。


↓ HPの入館料の欄に、見せると割引になる券がありますので
ご活用ください。会期は12/19までです。

また、私は直接行って15分待ちで入れましたが(平日)
予約しておくと確実かもしれません。


やっぱりすてきなものを見られるのって、しあわせ。
そして、空間を味わえたことで、心に翼が生えた気がしました。





いつか自分の本を作ってみたい。という夢があります。 形にしてどこかに置いてみたくなりました。 檸檬じゃなく、齧りかけの角砂糖みたいに。