見出し画像

34:1つの小説で複数のジャンルを描く

【→チャレンジャー過ぎる創作活動の記録:もくじ

<前の記事→33:シリアスからコメディーまでの振り幅があり過ぎ?

イラストや漫画などを投稿できるWebサービスとして有名なpixivさんですが、実は小説も投稿できること、ご存知でしたか?
 
自分は「小説投稿サイトも使ってみたいなー」と各サイトさんを検索していた際にその事実を知りました。
 
そして、まずどこの投稿サイトを使うのか数あるサイトの中から比較検討した結果、最初の投稿先に選んだのが、このpixivさんでした。
 
理由は、pixivさんには他の小説投稿サイトには(たぶん)無い独自機能があったからです。
 
<関連ページ(外部サイト):pixiv小説の機能(特殊タグ)

それは「同じ小説内の別ページにワンクリックでジャンプできる機能」があること。
 
pixivさんの説明には「ゲームブックのような構造の小説も作れる」といったようなことが書いてありました。
 
これを読んで、閃いたのです。
 
「だったら、これで恋愛SLGシミュレーションゲーム)的なモノが作れるんじゃないだろうか?」と。
 
もちろんゲームのプログラムとは違いフラグ管理ができないので、攻略対象のパラメータをどうこうして数値によりエンディングを判定するような複雑なモノは作れません。
 
ただ、選択肢により読者に好きな攻略対象キャラを選んでもらい、好きなキャラのルートに進んでもらったり、マルチエンディングな小説にすることは可能なのではないかと……。
 
それと同時に思いついたことがありました。
 
「普通は1つの作品では1つのジャンルしか選択することはできない。でも、キャラごとのルート選択というシステムにして、各キャラごとにジャンルを変えれば、1つの作品で複数ジャンルということもできるのではないか?」ということです。
 
前の記事でも書いた通り、自分には「なるべく小説のバリエーションを増やしたい」という目標がありましたので、これはとても魅力的なアイディアに思えました。
 
<関連記事→32:無名の状態ではジャンルの壁を超えられないと思うので…
 
なので、後先を深く考えることなく結構な見切り発車で連載を始めてしまったのです。
 
“複数ジャンル”の中には、今まで自分が挑んで来なかったジャンルや、苦手かも知れないジャンルもありましたが…
 
今までチャレンジしたことのないモノなら尚更チャレンジしてみたい、苦手なモノは克服したい、可能かどうかを考えるより面白いかどうかを考えてしまう、というのが自分なのです…。
 
…というわけで現在も連載中のpixiv投稿小説「選帝のアリス」、案の定ルートが多いだけに時間もかかっており、現在7人(+隠しキャラ1人)のうちの6人目(7人目)、しかも12ヶ月書く予定のうちの最初の1ヶ月までしか執筆が進んでいません…。

(12ヶ月は全ての月が同じ分量というわけではなく、イベント月かそうでない月かで明らかにボリュームが変わる予定ではあるのですが…。)
 
それと、上でさらっと書きましたが、作っているうちに「これ、隠しルートを作ることが可能だな」ということに気づいたので、普通に隠しルートがあります。
 
…ただでさえ攻略対象キャラを7人も作ってしまって「やばい。多過ぎた。もっと少ない人数にしとくんだった」と思っているのに、さらに隠し攻略キャラを作ってしまう辺り、自分に対してドS過ぎる気がしてなりませんが…。

<次の記事→35:投稿小説ですら多機能にしてしまう…



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?