人生ゲーム

学校じゃオシエテクレナイ!!vol.4「人生ゲームのルール説明」



「拘束時間が長い割に給料が20万円程度しかもらえない」

「独立したいという漠然とした夢はあるが、現実的ではない」


僕が毎日いる三茶のカフェに友人がちょっとした人生相談にやってきました。


今回の記事はその時友人に伝えた事。
僕がお店を経営する過程で学び、感じた、
「社会のルール」みたいなモノを、
分かりやすい様に語りっぽく記してみました。

皆さんはこれから僕が書くこの’ルール’

キチッと理解して生きていますか?




人生ゲーム


このゲームのルールは一つだけ。それは
「人生を謳歌する事」

豊かな人生をおくることを目的としたゲームだ。


プレイ時間は約100年間で、
コンティニューはできない。
一度きりの挑戦だ。



ゲーム内では何をしてもいい。
気の向くまま思うまま、
自分のやりたい事をやればいい。



そこには 完全な自由 がある。




一生寝て暮らすのもいいし、
大統領を目指したっていい。
田舎でスイカを育てて呑気に暮らすのもいいし、
毎晩、都会のナイトクラブで派手に遊ぶのも楽しいかもしれない。





人生を謳歌する上では必ず、
ある程度の「お金」が必要になってくる。


なので一部の例外を除き、
ほぼ全てのプレイヤーは、
楽しい人生を送るために必要な「お金」を稼ぐ事に、その人生の大半を捧げる。






お察しの通り皆さんは、
既にこのゲームの「いちプレイヤー」である。




さて、お金を稼ぐ。

このゲームでお金を稼ぐ方法は1つしかない。



「会社」という、世の中に対して何らかの商売をしている組織に所属し、
その商売の手伝いをして分け前(賃金)を貰う方法だ。





子供の頃から勉学に励み、優れた大学に入る事で
「いい会社」の「正社員」になれれば、
貰える賃金は多い。
そういう過程を踏んだ人間は会社にとって有益な人材だからだ。




反対に、
ロクに勉強もせず、大学にすら入れないと、
「わるい会社」だったり「アルバイト」にしかなれない場合が多い。
会社的にはこういった人材は利用価値が低いので、貰える賃金は少ない。




お金がある事に越したことはない。


よってこのゲームの正攻法は
「いい会社の正社員になり、安定した高い賃金を得る事」であると言い切っていいだろう。




だから当然、
会社選びをする際に自分の趣味趣向は、
一切関係ない。


そりゃ多少の取捨選択はするが、
ITだろうが広告だろうが建築だろうが、
高い賃金と安定した労働環境が欲しいのだ。





映画が大好きな青年は大手のシステムエンジニアになり、
あれほど料理に興味があったあの女性はゼネコンで働いている。

色んな音楽に詳しく、ギターの演奏が抜群だった先輩は証券会社に勤務し、
狂った様に文学に没頭していた彼は今、化粧品メーカーで営業をしているらしい。


洋服が大好きだったあの子は、
地方銀行に就職が決まった。
時代遅れのパステルカラーのスーツが制服だ。


この間、音楽業界が長いという男性と話した。
ビートルズを聴いたことがないらしい。




皆んな「いい会社」に就職している。

人生を謳歌するにはお金がいるんだ、



これで安心だ。





よかったよかった。





月曜日から金曜日、9時〜17時まで働く。

その他の時間であるアフター5と土日は、
仕事の悩みを忘れる為、また月曜日から元気に出社する為、
会社から貰った賃金を使い娯楽に興じ、余暇を楽しむ人が多い。



働いて得たお金を使って、働いた疲れを癒す、、、
何だか矛盾している気が、
まあ気にしない気にしない。

さあ、休みを楽しもう。







僕は映画が好きなんだ、
この時間は仕事の事など考えたくはない。
せっかくの休みが台無しじゃないか。





プレイ時間は約100年間。
自分の意思で元気に動き回れる時間は意外と短い。
本当はみんな、好きなことだけしていたい筈だ。
でも何をするにもお金がかかる。
  


仕事は辛いが、背に腹は変えられない。



何を子供みたいな事を言っているんだ。




これがルールなんだ。





仕方ない。









仕方ない。







本当だろうか?



  

ゲームのルールをもう一度おさらいしてみよう。
「人生を謳歌すること」



「金がいるから嫌々働かなくてはならない」
なんてルールはどこにもないじゃないか。


今の自分はキチっとこのルールを守り、
人生を謳歌していると言えるだろうか?

完全なる自由はどこにいったんだ?



 
窮屈だ。




そうだよ。







お前のことだよ。






ルール違反だ。








プレイヤーの大半が、当たり前の様に選択する、
「いい会社の正社員になり、安定した高い賃金を得る事」
という正攻法は、行き止まりである可能性が高い。

人生を謳歌するルール。
なら当然、興味のある事に時間を使いたい。

その為にはお金が必要。

仕方なく、特にやりたくもない仕事に就く。
(大企業だから、流行りの業界だから、などの理由も同様)

時間をとられる。悩みが増える。

結果自由を奪われ、やりたい事ができない。

この様に、矛盾が生まれてしまうのだ。


コンティニューができない、やり直しが聞かない一世一代の「人生ゲーム」に、
どえらい本末転倒が起きる。





このままでは八方塞がりだ。







でも実は、


このゲームにはみんなが知らない、
もう1つのルールが存在する。




これまで書いたポンコツ正攻法をひっくり返し、
自分の人生を誠意一杯、もう嫌と言うほど謳歌することができる「ウルトラC」が存在するのだ。





それは一体どんなルールなのか。

なぜ大半の人間が、 
そのルールの存在すら知らないのか。





前置きが長くなったので、
次回の記事に書くとします。


お陰様で去年の8月から始めた僕のnoteは、
月間約1000アクセスして頂ける様になりました。
最近あまり更新できていなかったのは、これ迄の記事を全て一から手直ししていたからです。
より伝わりやすい様に、内容自体もちょっとずつ変わってます。
よければまた読み返してみてください。




ではまた明日。 merry lou...

#はたらくを自由に

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