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【地味スピ】不思議な夢のあれこれ

以前、私は日本の神様、九頭竜神の夢と、ローマ(またはギリシャ)神話のような夢をnoteに書きました。
今日は、ネイティブアメリカンとチベットとケルトの夢を書きたいと思います。基本的には全て明晰夢です。

1、ネイティブアメリカン

私は日本の海岸を飛び立ち、大海原を延々と飛んでいる。やがてぽつんと灯りが見えてきた。ティーピーのような尖った三角形のテントと、そのわきに少し平たいテント。

私は平たいテントに入ってみた。なかにはネイティブアメリカンのような老若男女がいて私を見てびっくりしている。

そして歓迎するそぶりで、手を繋いで座った。とても暑い。もわもわと蒸気があがるような暑さ。儀式めいた(でもとてもフレンドリーな)ものが終わり、テントの外にでるととても爽やかな気持ち。

みんなに別れを告げて、空へと飛んだ。
何年後か、「スエット・ロッジ」というネイティブアメリカンの儀式があることを知る。まさにスエット・ロッジな感じだった。Wikipedia↓

スウェット・ロッジ(sweat lodge)は、アメリカ・インディアンの儀式のための小屋、またはこの小屋で行う「治癒と浄化」の儀式。このスウェット・ロッジ(発汗小屋)は、全米のインディアン部族に見られるもっとも一般的で、しかも重要な儀式である。薬草の香気を含んだ蒸気によって身を清め、汗をかくことで健康を回復させる「治癒」の意味と、「心と体の浄化を伴う文化的な集まりの場」の二つの意味を持っている

2、チベット
私は魂が抜けている。でも死んでいないことはわかっている。ゆらゆらとトンネルに浮かんで入ると、複数の人も飛んでいる。その人たちは死んですぐの人だと思っている。(バルド?)やがてチベットの寺院について、非常にカラフルな大仏と、カラフルなお供え物を見て、すごいなーと思っている。バルドとはWikipedia↓

バルド・トゥ・ドル(チベット死者の書)には、死後に3つのバルドの段階があるとしている。順番に、

チカエ・バルド(死の瞬間のバルド)・・・生命の本性であるまばゆい「光」が現れる。
チョエニ・バルド(心の本体のバルド)・・・最初の7日に慈悲に満ちた優しい寂静尊が四十八体、次の7日に人骨を身につけた血まみれの恐ろしい憤怒尊が五十二体現れ、死者の意識は最大の危機にさらされる。しかしながら、これらは心の作り出した幻影に過ぎないと経典は語る。
シパ・バルド(再生のバルド)・・・それぞれの世界を示す薄明かりが現れる。解脱させようとした努力も甲斐なく、ここまで来てしまった死者の魂には次善の策として六道輪廻のうちより良い世界へ生まれ変わるかのチャンスが与えられる。

3、ケルト
私は石畳の道の上に立っている。ゴツゴツした、無骨な石畳だ。何軒かのお店か家があり、家の前にオレンジ色のろうそくが揺れている。

ここはどこだろう、と少し途方にくれていると、10メートル程向こうにフードマントをかぶった人がいて、眼が合う。(ドルイド)と心のなかに声が聞こえる。

そのマントの男は私めがけて歩いて来る。マントの男が増えてくる。私は走る。やがて丘がみえ、草木をかきわけながら、渦巻き状のらせん道を登ってゆく。ドルイドたちはどんどん増えてくる。

丘のてっぺんには、ストーンサークルがある。私はやっとの思いでストーンサークルの中央の石に登った。その石は亀の甲羅だった。亀は宇宙船らしい。真上から光がきて、亀ごと上空の母船に吸い込まれる。
見上げるたくさんのドルイドたち。傷つけるつもりだったのではなく、名残惜しんでくれている感じ。
この丘は、イギリスのグラストンベリーにある小山、トールに似ていた。実際のてっぺんにストーンサークルはなく、修道院の廃墟があるのだが、修道院の前はストーンサークルだったのではないか?
下記はイギリスどこでもツアーズ様サイトより引用、グラストンベリー、小山トールの説明より。

上空から見ると、螺円状の模様に見えるこの場所に、かつてのセイントミカエル教会の廃墟が見えます。
この螺旋は、迷宮を表し、冥界への道とされ、異界への扉があるとされる場所。
又、男性の象徴「セイントミカエルライン」、女性の象徴「マリアライン」という大きなレイラインが交差し、相反エネルギーが調和し、バランスのとれたパワースポットであり、そしてここは、世界のハートのチャクラと呼ばれる場所です。
ちなみに、ここは、古代ケルトの時代、ドルイドの巡礼の地でした。

ドルイドとは、ケルトの神官です。

自note「境の神、再び」から、ローマ(ギリシャ)風の夢部分のみも再掲↓

私は、白い一枚布を巻きつけた古代ローマ風の服を着たまま、白い大理石で作られた大浴場の湯船にいた。湯船は円形で浅い。

腰から下がお湯につかり、じんわりと温かい。浴場全体にうっすらと湯気がこもっているが、外の光が入ってきて明るい。私を含め男女数人がゆったりと下半身をお湯につけたまま、同じ方向を見つめている。

見つめた先は一段高い小さな壇になっていた。そこに私たちと同じ白い一枚布を巻きつけて着た、長いあごひげをたくわえた導師がいた。細い木の枝を持ってなにやら講義をしている。

「この天井の黄道十二宮の絵には、君たち一人一人の使命が書かれておる」

と、ドーム型の天井にぐるりと描かれた十二枚の絵を見渡しながら言った。そして私をまっすぐ見つめ、

「君は魚座だな。この絵だ」

と一枚の絵を枝で指し示した。その絵は、水平線から半分だけ出ている太陽だった。

「この太陽が、昇ろうとしているのか、沈もうとしているのか、どちらかわかるかね?」

「わかりません…」

消え入りそうな声で答えると、導師は微笑んだ。

「実はどちらでも良いのだ。重要なのは境目、ということだ。そして水平線、地平線は上昇と下降をどちらも含んでいるということだ。魚座のシンボルである双魚も同じ意味なのだ。どちらにも引き裂かれず、異なるものを括る。それが君の使命」

瞬間私はお湯から浮かび上がり、上昇を始めた。天井を抜ける。ぐんぐんスピードがあがり、みるみるうちに浴場は小さくなり、街のはるか上空、そして大気圏を突き抜けて、藍色の宇宙の闇に浮かんでいた。そしてまたぐるぐると回りながらまた地球へ吸い込まれていく。

チベットの夢と、ドルイドの夢は生と死の間、入り口(または出口)の夢のようだ。生と死のハザマ、死と再生のきざはし、がテーマなのかな。
でも最近は雑夢ばかり。
今日は「鬼滅の刃」を見ていた。@安静中

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