書評 旅する練習 乗代雄介 芥川賞候補作品なのですが、今いち力強さが・・・。
サッカー少女の姪と作家の叔父が
コロナの期間に歩き旅
これはただの二人旅ではなく
生きるための予行演習(練習)に思えた。
風景描写と観光地の解説みたいなロードムービー的な展開から
カワウという鳥が出てきたところから少し変化していき
人生に迷う女子大生と遭遇し
ジーコの話しになる。
人生には絶対に忘れてはならない二つの大切な言葉がある。それは忍耐と記憶という言葉だ。忍耐という言葉を忘れない記憶が必要だ・・・
このジーコの言葉は心に刺さる
コロナの世の中はしてはならないこと