写真を使った印象の作り方
普段私はフリーランスとして個人事業主や中小企業を中心にブランディングのコンサルティングを行なっているのですが、『写真』の使い方を改めて見直すだけでもっと良くなると思うことがすごく多く感じます。
良くなるとは、具体的に、直感的な信頼を作ったり、それが結果的に売り上げに繋がるという意味です。
大企業だと、写真を含むビジュアルに予算を投下するという概念があるのですが、誰でも携帯で簡単に撮れるようになった今だからこそ小規模だと、自分で頑張った(でも、とんでもない)写真が上がっていることもしばしば…。
なので、写真で『手っ取り早く』与えたい印象を与えることができる話をこちらのnoteでお伝えしたいと思います。
あくまでも、超手っ取り早いノウハウですが、人は見た目が9割と言われてるように印象を作る役割にあたる写真は大事なので、超対処療法として読んでくださいませ。
プロフェッショナルで頭に浮かぶ人は、みなさんこの辺りは守っているので是非思い出して見てください。
ただ、あくまでも一番大事なのは、見せ方よりもサービスの質であることを忘れないでください。
プロフェッショナルな印象の作り方
基本的にピースはしない。
当たり前過ぎると思われるかもしれないのですが、私のFBのタイムラインでは結構流れてきます。笑
お友達の集まりなのか、仕事なのか、曖昧になりがちなので、その辺りは、是非気を付けましょう。
仕事をしている印象というのがなかなかイメージしづらいですし、コンサルだと守秘義務があったり仕事内容が表に出ることが難しいこともあります。toBなら尚更です。
そんな中で、自分のプロフェッショナル感を演出するのは、仕事をしている時、あるいは仕事を想定した写真をカメラマンに依頼するのもおススメです。
(私は全く普段は写真撮れないのでお願いしました。私の打ち合わせはこんなカジュアルな感じ。)
セミナーや研修は本格的な出来であったとしても、すごく斜めになっていたり、暗くなたていたり、チープに写っていると、どんなに本格的な内容を伝えていたとしてもその価値が伝わらないし、プロの内容ではなく、なんとなく質の悪さが伝わることも…。
以前、noteが主催するセミナーに参加した時に、『記事を書くときに使ってください。』というカメラマンさんが撮った写真素材がたくさん送られてきて、これってめちゃくちゃいいなぁって思ったので、企画の方は参考までに。
これは、人前に立つだけじゃなくて、店舗がある方も同じことが言えます。他社が写真撮ってるから…となんとなく携帯で撮影したものが、マイナスになっていることも多いので覚えていてくださいませ。
※あくまでも自分のサービスの質が高いことが前提です。(しつこいですが。)
サービスの質の高さが伝わる印象の作り方
画質を荒くしない。
サービスの単価が安ければ良いのですが、単価が高いと、この人にお金を払う価値を無意識に下げていて、勿体無いことも。
若い人向けのサービスだと、逆に、同じ世代がやりたくなるような加工をして、それをお客様に促すというのもあると思われます。ただ、私のnoteを読んでくださっている方はそのタイプではない場合が多々あるので、過度な加工よりも適度な加工、写真もアプリで撮影するよりも純正のカメラアプリを使った方が適切な場合が多いです。
ビフォーアフターは命をかける。
特に、ファッションやメイク系のサービスを提供されている方が自分の携帯でお客様のビフォーアフターを撮影している方もいらっしゃるのですが…『どっちがビフォー???』となることも内心しばしば…。
ここがキモなので命かけてください!
何が違うのか、初めて見た人にも明確にわかるような写真を使いましょう。
補足ですが、先日、お客様のビフォーアフターの写真を撮影して欲しいという依頼があったのですが、それってすごく賢い…!
どんなにサービス提供者が『ここが変わったでしょう!』いっても伝わらないものが、一発で全てが伝わるのが写真。
ビフォーアフターが売上を左右するということを忘れてはいけません。
ちなみに、私自身のビフォーアフターを表現するときは、BEFOREはこの写真を使ってます。
BEFORE
AFTER
ライフスタイル系としての印象の作り方
ライフスタイル系の訴求をしたかったら、まずは自宅。
自分をライフスタイル系(暮らし、生き様などが商品とマッチしている人)で売って行きたかったら、自宅の雰囲気を写真撮っておくとそのイメージがつくので手っ取り早いです。
人の家って覗き見したい心理もあるので、見る側も細かく見ちゃいますし、無意識に残りやすいものです。(私見)
(ちなみに、これはUnsplashっていう素敵無料素材が集まっているサイトです!商用もありなので私は探すときはここを使っています。)
逆に、ミステリアス感を与えたかったり、親近感を排除したかったら、生活を想起させるような、自宅や食事をしている写真は絶対にあげないことがおススメです。
ちなみに、ローランド様は絶対に食事をしている姿はNGなのだとか。ローランド様はこの方ね。↓
素敵な場所に足を運ぶのなら、自分も一緒に写す。
めっちゃ作為的って思われるかもしれませんが、『場所だけ』よりも、『場所+自分』だと、場所の雰囲気のイメージが自分とリンクされオシャレなイメージを作ったり、活動的なイメージ、直接いろんなものに触れているイメージなどなどが与えられることも。
これだと、印象には残るけど、撮った私はこの写真から伝わりません。
こういう自分が写っていると、私とNY(一応ね。)の印象が写真で伝えられます。
以前友人と旅行に行った時に、シャッターを押してくれる友人がいた時にいった旅行先の印象ってすごーく深く残られていますし、海外によく行っているって思われることも多いのですが、そんなことないです。
見せたい印象があったら、参考になりますと、幸いです。
細かいことを書くと無限にかけるのですが…写真で損してる…せめてこれだけでも整ましょう!と言いたくなるものを中心にまとめました。
写真は人の無意識に残るツールでもあります。
意外と効果的なので、是非とも参考にしてくださいませ。
カバーイラストはmsy.さんに作っていただきました。かわいいいい。
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