アニメブルーロックを観て！

サッカーを題材とした『ブルーロック』というアニメが面白い！

私はスポーツ観戦があまり好きではなく、パリオリンピックもほとんど見ませんでした。野球場のあの雰囲気は好きですが、野球やサッカーの試合を観戦してワクワクすることはありません。

では、なぜこのアニメに魅了されたかというと、多くのサッカー選手の原石からひとりのストライカーを選ぶというストーリーで、選手たちは「青い監獄」に集められ、困難なミッションをクリアすることで自己覚醒し、成長していく物語だからです。その物語の構成が非常に科学的で、サッカーに限らず、このような仕組みを取り入れれば自己成長ができるのではないかと思いました。同時に、さまざまな特徴を持つキャラクターが登場し、それぞれの個性や得意分野を活かしながら成長する姿が描かれています。真似をするのではなく、自分の強みを理解し、相手の強みをどう活用するかが鍵となる、非常に戦略的な物語になっていると感じました。

従来のスポ根アニメでは、強力なライバルが現れ、努力の末に勝つという流れが一般的ですが、このアニメでは克服の仕方が非常に独特の視点で描かれています。もし、会社の自己啓発セミナーがあるなら、このアニメを視聴させると良いのではないか？と思うほどです。

視聴していてふと思ったのですが、世界のトッププレイヤーと言われる選手たちは、自分以上の存在がいない場合、何を目標にしているのでしょうか？見本がない場合、得点数や勝利数、報酬が目標になるのでしょうか？特別なサッカー教育を受けていない選手が、ストリートで培った技で世界一になることもあるそうです。そう考えると、環境よりも素質は最低限として、努力も必須ですが、ただ漫然と努力していては成長しないはずです。自己を追い抜く発想力や、常に自分を超えようとする意識が必要なのでしょう。

世の中の天才と呼ばれる人々は、おそらくその資質を持っているのでしょう。