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中小企業で働く人のためのブックガイド

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ビジネス書はたくさんあるけど、意外に中小企業向け(ベンチャーではなく、地方企業)の本はなかなかありません。中小企業で求められているのはマーケティングの最先端でもリモートワークやノ… もっと読む
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福岡市長から学ぶ、既得損益の壁を乗り越える方法

福岡市長から学ぶ、既得損益の壁を乗り越える方法

noteを始めた当初、少しだけ中小企業のためのブックガイドを書いていたのですが、こちらもたまには更新していきたいと思います。

今回紹介するのは、福岡市の高島市長の書籍「日本を最速で変える方法」(日経BP社)です。

私が所属している、IKEUCHI ORGANICは昨年7月まで、福岡に店舗を構えていたのですが、他の自治体と比べても福岡市の助成金の対応が圧倒的に早く、福岡市はどうしてここまでスピー

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平凡なランナーたちはいかにして箱根の頂点を駆け抜けたのか?「夢は箱根を駆けめぐる」

平凡なランナーたちはいかにして箱根の頂点を駆け抜けたのか?「夢は箱根を駆けめぐる」

いよいよ箱根駅伝まであと3日。関東の私大に在籍していた身としてはこの時期になると、ソワソワしてしまいます。

箱根駅伝の小説といえば、「一瞬の風になれ」が有名ですが、今回ご紹介する「夢は箱根を駆けめぐる」はリアル「一瞬の風になれ」と呼べるほど、ドラマが詰まっています。神奈川大学が97・98年に箱根駅伝を連覇したときのコーチが、現在の神奈川大学監督・大後さん。箱根駅伝の前哨戦ともいえる今年の全日本駅

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なぜ20円のチョコでビルが建つのか

なぜ20円のチョコでビルが建つのか

中小企業で働く人のためのブックガイド。第2弾は『なぜ20円のチョコでビルが建つのか』。

東京に住んでいる方なら1度は耳にした事がある、アメ横「二木の菓子」。二木の菓子を知らない方でも、うまい棒やチロルチョコは知っている方が多いのでは?アメ横の安売りのお菓子屋さんと思っていたら、価格競争では戦わず独自の販促でシェアを獲得しているようです。これらは全て二木が製造元と一緒に作り上げた(しかも長年少しず

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生きる職場〜小さなエビ工場の人を縛らない働き方

 

『生きる職場〜小さなエビ工場の人を縛らない働き方』 

「出勤・退職時間は自由」「嫌いな作業はやらなくてよい」など、非常識とも

思える数々の取り組みを試行錯誤を重ねながら、なんだかすごいことを

平然とやってのける会社。それがこの本の著者・武藤北斗さんが工場長として

働く「パプアニューギニア海産」という会社です。

↓の文章に共感できるなら、この本を読む価値があるかもしれません。

”仕

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