握手会とかお渡し会

それは鬼の会。

それは、推す人がいる老若男女へ。

握手会やお渡し会などに参加している老若男女へ。

尊敬してる人に直接合えて、声をかけることができる会。それが鬼の会。

なにが鬼か?

尊敬してる人と直接会って話すとか怖すぎないかい?

自分を認知されるまで行かずとも、応援しているということが認知されていれば、そこでそれなりに満足。

握手会に参加なんて、承認欲求の塊も塊で塊魂ですわ。

とはいえ、数回とある推しの握手会に参加したことがあるけど、それは本当に地獄過ぎたのだ。

『何話そうかな…あのことにしようかな…でもある程度時間も短いから、あんまりだらだらと喋るのはよろしくないなぁ…ちょっとシミュレーションしておくか?…いつも応援してますーこの間のあのテレビ見ましたーとても面白かったですー……いや、これって誰でも言えるよね…?なら私がわざわざ言う必要ないか…?ていうかこんなブスが応援してますーとか気持ち悪すぎるよな…そうなってくると握手自体も気持ち悪いってなってくるか…?手は洗ってきれいですってことを伝える…?いや意味わかんないし、むしろ汚い可能性があると思わせてしまうし、それこそ気持ち悪いな…じゃ何を言えば気持ち悪くないのか…いや私自身がブスな時点で…?ブスな時点で握手会とか参加すんのやばくない…?…やめるか…?そーっとこの列から抜けるか…?いや、それをもし本人に見られたら「あの人大してファンじゃないのに並んでたのか」とか思われたら、それも申し訳ないな…でも握手するのも申し訳ないし…どうしたらいいんだ!!??』

という思考の末握手に到達し、結局ものすごい無難なことしか言わず、軽く握手をこなしてしまったため、短時間な握手の時間がなぜか余り、私も向こうも笑顔のまま無言の時間が出来上がるという地獄の終演。

それから、握手会に対しての恐怖が半端ない。

普段は『私なんて可愛くないからぁ!ブスだからぁ!』って言いながら『◯◯君の握手会に参加する服装はこれで決まりっ!緊張するぅ!』って可愛いお洋服の写真あげてるそこのお前!

お前は本当はブスだと思ってないだろ!もしくは、ブスだと思う気持ちがまだまだ薄いぞ!

ほんとのブスはこうやって悩むし、結局推しと直接会う機会を逃すのではなく、自ら手放すのだ!!!

ということは!!お前らは!!可愛い方だから!!もっと自分に自信を持て!!

以上。

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