【社員インタビューvol.1】ジブンもカイシャもプロデュース!採用業務を通じて目指したい姿とは
株式会社MUSUBU 事業推進部の山本です。
今回は、当社TS事業部マネージャーとして活躍する加藤優治くんをインタビュー!
現在MUSUBUで拡大を続けている、「採用代行(RPO)サービス」の中心にいる優治くん。
元々はグループ会社のナカジツで不動産営業、新卒・中途採用を経験していたため、MUSUBUならではの業務や環境をインタビューしました!
自社だけじゃない、複数の他社の採用に深く携わる「採用代行(RPO)サービス」の魅力とは?
是非ご一読ください!
新卒では「つまらない人間」からの脱却を目指し不動産営業へ
ー新卒では不動産営業を選んでますよね?なぜ不動産営業を選んだんですか?
学生時代の就活では、超有名な大手、ここに入ったらかっこいい!と思われるような会社を目指していました。
今思えば自分には難しいと分かるのですが、総合商社・テレビ局・映画制作会社・大手外資系企業などに憧れ、選考を受けていました。
自分の名前を残したくて、たとえば映画制作会社なら、「エンドロールに名前が載る仕事いいなー」と思いながら受けていました。
そんな中、就職活動中にたまたま「普通じゃない会社」というキャッチコピーが目に入り、「普通じゃない」ってなんだろう、自分も普通じゃない人生、いい意味で歩んでみたいな、と思い説明会に参加したのが、MUSUBUのグループ会社である、不動産SHOPナカジツへ入社したきっかけです。
ー「普通じゃない会社」のキャッチコピーに惹かれたんですね。
自分はもともと、無口でシャイな性格でした。
今でこそオフィスでも素のキャラクターで過ごしていますが、昔は家の中では今のようなキャラクター、外に出るとしゃべらず真面目、という性格だったんです。
幼少期から家族ぐるみで付き合っていた友人を除いては、友人関係でも、「勉強もしっかりやる」「部活もしっかりやる」「変なことは言わない」という感じだったので、大きな害もなければ特別面白くもない存在だったと思います。今でいうと、上司に接している時のようなイメージで同世代にも接していたんです。
そんな自分が、「つまらない人間から脱することができるかも」と思い、「普通じゃない会社」を謳っている説明会に参加しました。
現在は社員数700名を超える不動産SHOPナカジツですが、当時は150名に満たないくらいだったと思います。にも関わらず、説明会には20人程の社員が来ていて驚きました。
当時の社長(現:会長)が語る創業ストーリーや就活生へのメッセージは胸にくるものがあり、感銘を受け、この会社で働きたい!と思いました。
社員の方の印象は本当に若い方が多く、ほとんど20代の社員でありながらしっかり稼いでいる大人、という印象でした。
しっかり稼げる業界で社会人生活を謳歌させながら、「業界の負を解消したい」という情熱を持って取り組んでいる会社だと感じ、「これが普通じゃない会社か、これはやってみたい」と選考に進み、とんとん拍子で最初に内定が出ました。
他の会社の選考がまだまだ進んでいなく、自分の就活が苦戦するのか好調に進むのかという感覚も掴めていないような段階で内定が出ましたが、すんなり入社を決めることができました。
地方の大学に在籍していて、当時はオンライン説明会やオンライン面接がない時代でしたので、正直就活にはお金もかかるし、行きたいと思えている会社だったので迷いなく決めた感じでした。
ー入社してみて、つまらない人間から脱却できましたか?
実は、大学生の頃から少しずつ、素のキャラクターを出せる友人は増えていったんですけど、例えば、没頭できる趣味がある人、推し活に夢中な人、ずっとスポーツを続けている人など、何かに熱中している人には今でも憧れはありまして・・・。
元々、社会人になることに対しては前向きで、仕事をしてバリバリ稼いでいる人や、社会人として自分の価値を提供できている人はかっこいい!と思っていました。
「公の場では真面目に頑張る」という人間だったこともあり、活躍したい思いで仕事に向き合ってきました。
自分はシンプルに、表彰式があるなら表彰されたい、と思うし、インセンティブ制度があるなら、インセンティブもしっかり付けたいと思うタイプです。
名声や役職がもらえるなど、ステップを感じられることにもやりがいを感じます。
MUSUBUでも言えることですが、個人の成果を正当に評価してくれるのがナカジツグループなんじゃないかと思います。
不動産営業としてはいちプレイヤーでしたが、やりがいや仕事の面白さを感じて熱中できていました。
そういった意味では、つまらない人間から脱却し、何かに熱中できる人間にはなれたんじゃないかと思います。
営業から採用担当に。異動に戸惑いながらも、自社の良さを直接アピールできる仕事にやりがい
ーそんな中、入社3年目で突然、採用担当に異動になりましたが、どうでしたか?
今振り返ると、これからどんどん大きくなっていく成長企業で、採用担当のチャンスをいただけたことにとても感謝しています。
多くの方が経験できるポジションではないですし、課長としてマネジメント経験ができたことも自分にとっては大きな経験でした。
異動と言われた最初の印象は、営業をまだ2年半しか経験していない、脂の乗ってくる3年目のタイミングで、これから表彰台も狙える、高年収を狙える、という時期での異動だったので、正直もうちょっと営業で挑戦してみたかった、という気持ちはありました。
ただ実際に異動してみると、採用担当という仕事は自分に向いているし、とてもやりがいを感じられるポジションだと感じ、早い段階で切り替えられていました。
自分の適性を見抜いて配置してくれた、当時の上司・役員陣には感謝しています。
MUSUBUへの出向が決まったときにも思いましたが、ナカジツグループは個人の適性を見てチャンスを与えてくれてくれる会社だと思います。
元々現場でも、新卒の候補者が「職場体験」に来てくれる際に、人事から対応を依頼されることはあり、それは好きだったんです。
学生の職場体験の受け入れで、業務に支障が出ると思ってしまう人も正直いると思うのですが、働く社会人の姿を見てかっこいいと思ってくれたら嬉しいなと思い、自分の好きな会社を学生にアピールしていました。
自分の話がきっかけで入社を決めてくれる学生がいると、やっぱり嬉しいですね。
ー優治くんは会社が大好きなんですね。
昔から自分の所属する組織に愛を感じるタイプなんです。自分のいる場所が一番輝いているのが理想です。
就活ではよく自分の「軸」や「価値観」と企業を照らし合わせると思うんですけど、私の一番の軸は「自分の半径5メートルを最高の場所にしたい。日本で一番にしたい」という思いかもしれません。
不動産SHOPナカジツで働いていた時も、ナカジツが日本で1番になったらいいな、この店舗を全社の店舗の中でNO.1にしたいなという思いでした。
今は、この採用チームが日本で1番の採用チーム、MUSUBUに任せれば採用は大丈夫と思っていただけるチームになって、組織を輝かせたいですね。
MUSUBUへ出向。
初めてクライアントである他社の採用に関わる中で成長を実感。
ーMUSUBUの話が出ましたが、グループ会社のMUSUBUへの出向はどう受けとめましたか?
元々は、名古屋で採用活動を行なっていましたが、関東での採用を強化する目的で東京に異動していました。最初は、MUSUBUとはあまり関わりがなかったのですが、2023年にMUSUBUが東京に新しいオフィスを立ち上げたことがきっかけで、一緒のオフィスで働くようになりました。
その少し後に、上司から、「話がある、なんだと思う」と言われ、「異動ですか?クビですか?笑」と話していたところ、「異動だよ、どこだと思う?」と聞かれ、「うーん、MUSUBUか、XXX部か・・・」というようなやりとりをしたことを覚えています。
その為、特に大きな戸惑いはありませんでした。
最初は不動産SHOPナカジツの採用担当と兼務でスタートしたので、一気に変わったというよりは、徐々に新しい挑戦が始まったという感覚が強かったです。
ー実際にMUSUBUでの業務が始まってからはどうでしたか?
とても充実しています!元々採用担当としての仕事は好きでしたが、MUSUBUでは自社の採用領域だけではなく、様々な規模・事業フェーズ・業界の採用に入り込めるので、知らなかったことを知ることができ、世界が広がったと感じます。
普通は転職しないと関わることができない企業ですが、ある種、俳優のようにその時々で違う役(その企業の採用担当者)になりながら業務を遂行できるのは面白いですね。
新卒ではなかなか入れない会社や、自分の価値観では入社には至らなかったであろう会社からも採用業務を依頼され、自分の好き嫌いとは関係なく、その会社の仕事ができることは、役を演じ分ける俳優の仕事のようで楽しいです。
業務の中で、会社説明会の話者や、面接官などをすることがあるのですが、その会社のイメージに合わせて対応し、候補者の方からもその企業の社員として見られるので、テンションや振る舞いも会社のイメージに合わせています。
ーナカジツでは自分の好きなこの会社!という感じでしたが、お客様に対して、という観点ではどうでしょうか?
MUSUBUでは、ビジネスとして報酬をいただいて、採用の課題解決に取り組んでいます。MUSUBUとして何ができるか、クライアントに貢献できるよう、最大限の価値を提供したいという思いですね。
一方で、お客様に対しては知れば知るほどその会社の隠れた魅力が見つかったり、会社説明会などでその会社の社員さんにご協力いただいたりする中で、愛着や顧客愛も生まれており、もっと役に立ちたいな、と自然に感じることができています。
ーMUSUBUの採用代行業務ならではの業務やキャッチアップが大変だったことはありますか?
他社の採用である、という点で、自分で働いていない会社の事業理解・求人理解や、基本的なことではありますが、これまで使っていないツールなどをキャッチアップする必要はありました。
例えば、応募獲得~内定までの数値を分析して振り返ったり、想定される歩留まりを設計したり、というような業務もありますが、ナカジツでの採用活動とはまた違った一面もあり、一からMUSUBUの先輩社員を真似てキャッチアップしていきました。
MUSUBUの魅力は、人材領域でのプロフェッショナルが複数いて、人材のプロとしての観点、考え方、やってほしい仕事の意図などをしっかり語ってくれる人たちがいるため学びが大きいという点ではないでしょうか。
この領域のプロフェッショナルと近くで働くことができるので、見よう見まねでトライすることもできれば、フィードバックやアドバイスも頂ける環境です。
ビジネスパーソンとしてとてもリスペクトできる存在ですし、メンバー全員が成長できる環境も整えてくださっています。
MUSUBUではそもそもの前提となる考え方、課題解決へのアプローチの仕方も教えてもらえるため、最初は大変かもしれませんが、その分得られるものも大きいと思います。
ー他社の採用を代行するという業務の中で学んだことはありますか?
細かいところはたくさんありますが、良くも悪くも、複数案件を並行して進める中で案件によっては、クライアントやプロジェクトのキーマンのスタンスや考え方が違うところもあり、様々な観点を学ぶことは多かったです。
これまでだったらなあなあになっていたところ、楽観的に見立てていたところ、なんとかなりそうでしょ、目標の人数は採用できたから結果OK、たまたまタイミングよく良い方が採れた、といった事象がありました。
今は、計画段階から、「課題設定」や「打ち手」の言語化をして明確にしなければならないですし、一定期間取り組んだあとの振返りについても、
・どの取り組みがどんな観点で良かったか、その理由
・次回に向けて再現性のあるノウハウを形に落とし込んで継承する
・多方面に対してしっかり説明ができる状態をつくり、協力や理解を得ながら、進めていく
という観点では求められるレベルの高さを感じています。
MUSUBUならではの仕事の進め方で取り組む中で、新しい発見もあります。企業によって母集団形成に課題のある会社、一次面接~最終面接への移行率に課題のある会社、と課題も様々です。自分が経験したことのない課題に向き合うときには、周りのメンバーの経験やノウハウに頼ったり、誰も正解のわからない課題であればみんなで相談して解決していったりしています。そこに仕事の面白さや大変さがあり、やりがいや自身の成長への実感につながっていますね。
仕事の再現性を担保することや、第三者にも納得感を持ってもらえるような仕事の進め方という観点ではMUSUBUに来て成長できました。
ーMUSUBUに入ってからの仕事の成果はどうですか?
自分の仕事のトラックレコード(最高記録)を更新できたという感覚はありますね。
成果物として出せるものが積み上げられていると思います。
たとえば、「目標としていた期間よりも前倒しで採用できた」「採用単価を半分にできた」「もともと完全充足は無理だろうとお客様が思っていた案件で完全充足できた」などしっかり結果として明言できる案件が多いです。
地方の採用だから難しい、面接官も採用に慣れてない、これまでも完全充足せず、離職率が高いため社員数は純減、という会社で完全充足ができたことは自信に繋がりましたね。
また、これまでは未経験若手の採用ばかりやってきた中で、経験者採用で専門性も高く、かつ自分より年齢も上の候補者の高難易度採用に挑戦し、採用が実現できたことも成果のひとつです。
これまで経験してきた面接対応は、若手の候補者に対して学生時代のエピソードから人柄・価値観を掴み採用していたスタイルでした。MUSUBUに入ってからは、人柄はもちろん見る前提で、候補者のスキルや成功体験をヒアリングし、業務経験の中でどのように課題設定をし、どう優先順位を立て周りを巻き込み仕事を進めてきたか、自分なりの勝ちパターンを持っているか、転職先でも再現性のあるスキルなのか、などしっかり確認する面接スキルが身に付きました。
とある案件では、母集団形成、ペルソナ設定、候補者はどのような志向性を持っていてどのような情報提供をしていくのがベストなのかという点に課題があり、エージェントとも細かく打ち合わせを行い目標数値を握りました。そして定例でのモニタリング・課題設定・打ち手の実行とPDCAをまわしていきました。希望的観測ではなく、しっかりと現実を捉えてプロジェクトを進めるのは初めてだったので、そのような取り組みの中で採用充足という成果が出たことも達成感が得られた瞬間でした。
新卒採用に関しては、自分が一番経験が長いので、メンバーにノウハウを伝授しながら取り組んでおり、MUSUBUのみんなにも貢献ができているのかなと思います。
誇りに思えるチームをつくり、加藤に任せれば安心と言われたい
ーMUSUBUのTSチーム(採用代行サービス)として今後取り組みたいことはありますか?
「採用はMUSUBUに任せておけば大丈夫」と思ってもらえるチームにしたいですね。
今はメンバーそれぞれが分業をしていて、一人ひとりができる領域に特化してもらっていますが、「インターンの運営」「面接で合否をつける」「候補者に合わせたスカウトを送る」など、一つひとつの業務を全員が遂行できるように、チーム全体で領域を広げ底上げを図っていきたいと思っています。
採用業務は未経験で入社するメンバーが多いので、みんながそれぞれスキルを身に付けて独り立ちし、新しく入社してくれた方にもメンバー同士で教えられる好循環が生まれると良いなと思います。
みんなが主体的に考えて「これをやった方がいいんじゃない?」「ここってどうなっている?」と課題設定をし、チーム内で建設的な意見を発信できるチームにしたいです。
仕事が好きなメンバーが多く毎日が楽しいですが、今後は成果を上げると共に生産性向上にも取り組みたいですね。
ー個人としてこれからやりたいことはありますか?
今は、肩書としてはマネージャーですが、プロジェクトのリードという観点で、案件ごとに適正なメンバーの差配、プロジェクト目標達成に向けての業務の割り振り、力をどこに注ぐか、メンバーの強み、弱みを把握してパフォーマンスが上がる組織づくりを行なうなど、まだまだできていないことがたくさんあります。
加藤が仕切ればプロジェクトがすべて上手くいく、安心だな、と思ってもらえることが今の目標ですね。
どんなに難しい案件でも、「MUSUBUなら何とかなる」「加藤なら結果を出してくれる」と心から思ってもらえる状態を目指したいです。
成長の機会のある会社。機会を掴み取り、自分の成長に繋げたい方をお待ちしています!
ーMUSUBUへの応募や入社を検討している方へのメッセージをお願いします!
とにかく、個性を大切に、素を出せる楽しいメンバーと働ける会社だということは自信を持って言えますね!
事業としてもクライアントの成功が自分たちの成功ですし、関わっている企業の成長や人事担当者の成果を支えることができる、顧客とWin-Winな関係を築ける仕事です。
どこの企業にとっても今、人材採用は非常に重要です。個人的にも事業が伸びている会社は採用を大切にしていると思います。企業にとって、採用が上手くいくことの影響は大きいです。そのような重要なプロジェクトに関わる中で、自己成長もできる環境です。
成長機会が大きいプロジェクトにどんどんアサインしますので、その機会を掴み取り、成長したい!と思っている人は大歓迎です!是非一緒に働きましょう!
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